イベント情報

タクミセンパイの金型発信プロジェクト(検討中)



切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を運営する服部です。

日本の金型産業は世界トップクラスの技術力を持ちながら、 その価値が一般に伝わりにくいという課題があります。
タクミセンパイは、プラスチックモデル金型を通じて金型の「奥深さ」「難しさ」「面白さ」を誰でも理解できる形で発信するプロジェクトを立ち上げました。

企画「金型発信プロジェクト」として検討中の情報をまとめています。


メルマガ会員募集 メルマガ会員募集

金型産業の現状と課題

なぜ企画「金型発信プロジェクト」が必要なのか、金型産業の現状と課題を紹介します。

【2026年】金型業界の今を統計データで徹底分析」の記事で紹介していますが、2026年時点で金型生産高世界3位の日本は、生産高が2023年と1991年比較で約27%減少し、金型製造業所の事業所が2023年と1986年比較で約65%減少、従業員数が約30%減少しています。

mold-industry-2026-main



また、メガキャスト(ギガキャスト)の登場による自動車金型数の減少、3Dプリンターよる金型レスでの製造など、金型の需要が大きく変化している時期です。

さらに、金型を製造されている金型メーカーは、加工している金型に関する情報を発信することが秘密保持契約上難しいという課題があります。
そのため、私のような金型メーカー以外の立場からすると、金型に関する製造現場の情報を入手することが難しく、金型技術の「何がすごいのか」「なぜすごいのか」を知ることができません

金型のリアルな情報が発信されない限り、金型に興味を持つことも難しいと考えてます。
そのため、金型産業の人材獲得においても情報が発信されない状態は課題です。


タクミセンパイが金型産業に対してできること

こちらでは、なぜタクミセンパイが企画「金型発信プロジェクト」をやるべきかを紹介します。
2024年11月25日「金型の日」をキッカケに、金型産業に対してタクミセンパイができることを考えてみました。

まず初めに、金型向けの切削工具に特化した切削工具メーカーが存在するように、金型の加工に切削工具は不可欠です。
そのため、切削工具の情報を発信するタクミセンパイとしても「金型」は重要な産業と考えています。

金型産業の情報を収集し、「日本における金型産業の課題」を整理しました。
その上で、金型に対してタクミセンパイができることは「情報の発信」であると考えました!




具体的には、金型を企画の主役として、金型から製品が誕生するまでのストーリーを発信し、金型の「奥深さ」「難しさ」「面白さ」をリアルに伝えることができないかと検討しています。

執筆時点でタクミセンパイのXフォロワー数は4900人を超えており、金型に限らず製造業に携わる方が多く投稿を見てくれています。
タクミセンパイのSNS発信力を活用し、この企画をたくさんの方に届けたいと考えています!

この企画では「金型が主役」
そして、金型製造を支える重要な技術・製品として「工作機械」と「切削工具」にフォーカスしたいと考えています。



金型発信プロジェクトの検討内容

こちらでは、タクミセンパイが企画する「金型発信プロジェクト」で何を実現するのかについて紹介します。

金型を企画の主役として、金型の「奥深さ」「難しさ」「面白さ」を発信する上でのポイントを整理しました。
具体的には、プラスチックモデルの金型を用いて、クラウドファンディングで企画を実現し、ストーリー含めて情報を発信したいと考えています。

金型の「面白さ」の発信

「金型発信プロジェクト」において、どんな金型をつくるのかが、企画に興味をもってもらう上で重要です。
また、発信されたコンテンツを読みたくなる要素はあればあるほど良いでしょう。

金型は身近なたくさんのものに使われていますが、今回の企画では「プラスチックモデル」の金型をつくるのが良いではないかと考えています!
金型から生まれる製品であり身近なものの1つであるプラスチックモデルが、企画に興味を持って面白いと感じでもらいやすく、「完成品が欲しい!」と思っていただけるのではと予想しています。

プラスチックモデルに関するタクミセンパイのSNS投稿は反応が良く、製造業との相性が良いと考えています。
ちなみに企画者である私もプラモデルが大好きで、これまで100個以上を組み立ててきたため、熱量には自信があります!

どんなプラスチックモデルを作るか、1つの案としてタクミセンパイのキャラクターである「コウサクキカイザー」を候補にしています。

kousaku-kikaiser-2023



架空の工作機械(マシニングセンタ)をロボット化したコウサクキカイザーですが、右腕の先端には切削工具がついています。
金型製造を支える重要な技術・製品として「工作機械」と「切削工具」にフォーカスする上で、キャラクターとして相性が良いのではないでしょうか。

SNSのフォロワーさん(つねぞうさん)に3Dプリンター製のコウサクキカイザーと図面を作っていただきました!

画像
コウサクキカイザー 立体サンプル


画像
コウサクキカイザー 図面


企画を進める上で、これらを参考資料として検討を進めていきたいと考えています。

プラスチックモデルにすることができれば、展示会やイベントでノベルティとして配布することができます。
「金型発信プロジェクト」に興味を持っていただいた方にとって、ストーリーで知ったプラスチックモデルを手にすることは、満足度の高い体験になるのではないでしょうか!

そして、展示会でノベルティを配布するだけでなく、企画の中に登場した実際の金型も一緒に展示することで、金型の「面白さ」に触れてもらうことができないかと考えています。
その体験によって、金型を身近に感じてもらうこと、金型の重要性を知ってもらうことにつながれば嬉しいです。

金型を主役にする上で、ストーリーで紹介するだけでは弱いため、金型写真を印刷したアクリルスタンドとプラスチックモデルを一緒に飾るような仕組みを提供できないかと考えています。
この仕組みであれば、金型から生まれたプラスチックモデルだけでなく、金型の存在も一緒に感じることができないかと思っています!



今回の企画で目指すプラスチックモデルは、500円くらいで販売できるようなサイズ・パーツ数を想定しています。
カプセルトイとして販売できそうな価格帯のプラスチックモデルにすることで、製品ができるまでにどれだけの工数がかかっているかイメージできるようになればと考えています。



金型の「奥深さ」「難しさ」の発信

金型の「奥深さ」「難しさ」を発信するにあたり、一般の方に向けた基本的な情報だけでなく、製造業の方も「そうだったのか!」と思っていただけるような深くて専門的な内容も発信したいと思っています。

協力いただける皆さまのノウハウを公開するのではなく、どのような技術が使われており、その技術を活かす上での試行錯誤を発信することで、「何がすごいのか」「なぜすごいのか」を伝えることができないかと考えています。

加えて、世間一般的な「金型は高い」イメージに対して、「なぜ高いのか」が納得できるような製造現場の努力を発信したいです。



プロジェクトの実現方法としてクラウドファンディングを検討

金型の「奥深さ」「難しさ」「面白さ」を発信するために、プラスチックモデル用の金型をつくりたいと考えています。
その実現方法の案としてクラウドファンディングを検討しています。

クラウドファンディングを実現するためにはスポンサーが不可欠です。

スポンサーを検討いただく上で「どのような露出が期待できるか」「企業として金型への強い思いを発信できるか」が重要です。
企業スポンサーに対しては、「金型なら○○(企業名・製品名)」といった、金型業界において圧倒的なポジションを発信できるようなお礼の品を用意できればと考えています。

WEB記事やSNSでの発信だけでなく、金型・プラスチックモデル・アクリルスタンド・(プラモの組み立て)説明書にもスポンサー情報を掲載して特別な露出を提供したいです。


現在検討中のクラウドファンディング露出方法を箇条書きしてみました。

  • タクミセンパイのWEB記事にて紹介
  • タクミセンパイSNSでの継続的な紹介
  • 展示会での金型・プラスチックモデルの実物展示
  • 金型・プラスチックモデル・アクリルスタンド・説明書へのロゴ掲載



金型を発信する方法のヒントとして収集した資料

金型を発信する方法のヒントとして収集した資料をまとめています。

テーマとして「金型」を扱ったマンガ「マンガで教えて…テクノ君! 金型」と「フレームアームズ・ガール カナガタ・デイズ」を入手しました。
情報の伝えやすさ(読者にとっては読みやすさ)において、漫画は優れていますね!



金型をつくるのにかかる工数や費用の参考となるような記事「【永久保存版】スタートアップのための金型入門|金型による量産の流れを知ろう」を見つけました。
ここまでコストについて触れた記事は珍しく、金型を発注する上で参考になります!



金型職人の仕事を知る、プラスチックモデル金型ができるまでを詳しく知る上で「町工場の仕事 板金職人・旋盤職人・金型職人・研磨職人」が役に立ちました!



「カプセルトイ玩具ができるまで」を解説した同人誌を入手しました。
カプセルトイのリアルな開発経緯を記録した資料は貴重です!



少し違った形で「金型」にスポットを当てた取り組みとして、「カプセルトイができるまで」の過程をカプセルトイで立体化させた製品が存在していることを見つけました。
MONOistの「エポック社のカプセルトイが攻め過ぎている理由」の記事にて、この製品秘話を読むことができます!


カプセルに収まるサイズのプラスチックモデルをつくることができれば、配布のしやすさなど発展性が高いのではないかと考え、参考となる資料を集めてみました。
カプセルに収まるサイズ・形状を実現する上での設計ノウハウと技術があり、難易度が高そうだと勉強になりました!



プラスチックモデルの企画開発体験ミュージアム BHC PDII MUSEUMでは、金型の実物、金型に関する情報を知ることができ、発信のヒントを得ることができました。
プラモデルの企画開発体験ミュージアムで金型を見て学ぶ」の記事で紹介しています!

plasticmodel-mold-museum-main




企画者情報

hattori


「タクミセンパイの金型発信プロジェクト(検討中)」はタクミセンパイの服部が企画しました。

私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。

Copyright ©  2020 タクミセンパイ. All Rights Reserved.