オリジナル記事

【2025年】インターモールドの基本から最新情報まで徹底解説

インターモールド(INTERMOLD)について、基本情報と最新情報、前回との比較データをまとめて知りたいと困っていませんか。

この記事を書いた私は工具メーカーでの営業・マーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
2015年からインターモールドに7回参加している経験をもとに本記事を執筆しました。

本記事では金型の展示会「インターモールド」の基本情報、2025年最新の来場者数推移、切削関連の出展企業をまとめています。
この記事を読むことで、初めて参加する・久々に参加する方にとって、前回の開催結果と比較した情報を知ることができます。

インターモールドは国内最大規模の金型の展示会であるため、金型に関わる企業の皆さまは参加をオススメします。

メルマガ会員募集中 メルマガ会員募集中

インターモールドの基本から最新情報まで徹底解説

画像

金属加工関連の展示会中でも、金型に特化したのがインターモールドです。
インターモールドは、金型展と金属プレス加工技術展と共催という形をとっています。

JIMTOFやMECTと比較すると開催の規模は小さいですが、専門性の高い展示会です。
工作機械メーカーや切削工具メーカーは、金型ユーザーをターゲットとしてブースを設計していますが、部品加工用の製品も展示しているケースも多いです。

開催月と開催場所

インターモールド / 金型展 / 金属プレス加工技術展は、隔年で東京と大阪で開催されています。

2018年から名古屋での開催が始まり、2018年と2019年に連続で開催されました。
2020年も開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、2022年から再開しています。

2024年から名古屋も隔年開催となりました。

東京
開催
大阪
開催
名古屋
開催
開催時期4月4月6月
会場東京ビックサイトインテックス大阪ポートメッセなごや

東京および大阪は春(多くは4月)、名古屋は初夏(多くは6月)に開催されています。

東京は東京ビックサイト、大阪はインテックス大阪、名古屋はポートメッセなごやで開催されています。

主催・運営

インターモールドおよび金型展

インターモールドおよび金型展は「一般社団法人日本金型工業会」が主催で、インターモールド振興会が運営を担当しています。

後援には経済産業省や東京都などが、協賛には多くの団体が参加しています。

金属プレス加工技術展

金属プレス加工技術展は、一般社団法人日本金属プレス工業協会が主催で、インターモールド振興会が運営を担当しています。

協賛には一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、一般社団法人日本金型工業会などが参加しています。

インターモールドの来場者数推移

インターモールド / 金型展 / 金属プレス加工技術展の東京および大阪開催の来場者推移をまとめてみました。
*入手できた最も古い来場者データが2010年だったため、2010年以降の来場者推移のグラフになっています

画像


~2019年

2011年は東京で開催を予定していましたが、東日本大震災の影響で中止になっています。

2012年~2019年は、インターモールド / 金型展 / 金属プレス加工技術展いずれも来場者数は横ばいです。
東京と大阪で来場者数はほとんど違いがないことがわかります。

2020年~

2020年は大阪と名古屋で開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

大阪で開催されたインターモールド2024は来場者数が2018年と比較して16.1%減少していますが、新型コロナウイルス発生前の来場者数に戻りました。

インターモールド2025(東京)について

画像

展示会概要

名称インターモールド 2025(第36回金型加工技術展)
金型展2025/ 金属プレス加工技術展2025
会期2025年4月16日(水)〜18日(金)
開催時間10:00~17:00
会場東京ビックサイト
公式サイトインターモールド2025公式サイト

来場者数は40,000人と予測されています。

2024年から開催日程が4日間(水~土)から3日間(水~金)に変更されました。

会場内では特別企画フェアとして下記が開催されます。

  • ロボット・AI活用フェア
  • プラスチック部品製造技術フェア
  • 次世代プラスチック加工フェア
  • 自動車部品製造技術フェア
  • 鍛造加工技術フェア
  • 航空機部品加工技術フェア

また、同時開催としてAM EXPOがあります。

インターモールド2025(東京)の回り方・歩き方

intermold-2025-guide

インターモールドに初めて参加する・久々に参加する方に向けた、事前準備・回り方の参考となる情報をまとめた記事として「インターモールドに初めて参加する方は必見!事前準備・回り方ガイド2025」を公開しています。

2015年からインターモールドに7回参加した経験をもとに、インターモールドの視察で時間を有効活用できる内容をまとめています。

インターモールド2025(東京)出展メーカー

インターモールド2025(東京)に出展する工作機械メーカー(切削)、ツーリングメーカー、切削工具メーカーをまとめました。

工作機械メーカー(切削)

出展社名(五十音順)小間番号
ゴーショー5-167
ファナック4-471
牧野フライス製作所5-171
安田工業5-168


ツーリングメーカー

出展社名(五十音順)小間番号
MSTコーポレーション5-144
大昭和精機5-241


切削工具メーカー

海外製品の日本代理店やオリジナル切削工具を扱う商社も含まれており、全ての会社がメーカーではありませんが、こちらの記事では全てメーカーと表現しております。

出展社名(五十音順)小間番号
ジーベックテクノロジー4-301
大昭和精機5-241
日進工具5-143
MOLDINO5-157
ユニオンツール5-251


インターモールド2024(大阪)実績

展示会概要

名称インターモールド 2024(第35回金型加工技術展)
金型展2024/ 金属プレス加工技術展2024
会期2024年4月17日(水)〜19日(金)
会場インテックス大阪
来場者数37,057人


インターモールド2024(大阪)の来場者数データ

インターモールド2024 / 金型展2024 / 金属プレス加工技術展2024の合計来場者数は下記で、例年開催地に限らず金曜日の来場者数が多い傾向にあります。

天候来場者数
4月17日
(水)
晴れ9,713人
4月18日
(木)
晴れ12,301人
4月19日
(金)
晴れ15,043人
合計37,057人


金型業界について

インターモールドと関連性の高い金型業界についてまとめた記事「【2024年】金型業界の今を統計データで徹底分析」も公開しております。

mold-industry-2024-main


インターモールドの基本から最新情報まで徹底解説まとめ

  • インターモールドは金型に特化した展示会で、隔年で東京と大阪で開催されている。2018年と2019年は名古屋でも開催され、2024年から隔年開催となった
  • インターモールドは、金型展と金属プレス加工技術展と共催している
  • 2012年以降、インターモールド / 金型展 / 金属プレス加工技術展いずれも来場者数は横ばい状態
  • 東京と大阪会場で来場者数はほとんど差がない

関連記事

執筆者情報

hattori


本記事はタクミセンパイの服部が執筆・編集しました。

私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。

タクミセンパイとして収集した最新情報をもとに、ここでしか読めない独自視点の記事や調査データを提供しています。

メールマガジンのご案内

mail-magazine-taku-kumi


タクミセンパイでは月に1回メールマガジンを配信しております。

お届けする内容としては下記になります。

・切削工具・切削加工業界の新着オリジナル記事
・切削工具・切削加工業界のオススメ記事
・イベント情報
・会員優先のキャンペーン・イベント情報

ご興味のある方は「メールマガジンのご案内」ページをご確認ください。

会員登録は無料でいつでも退会可能です。

Copyright ©  2020 タクミセンパイ. All Rights Reserved.