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【新型コロナウイルスで変化】航空機部品の切削加工ユーザーに聞く切削工具の情報収集

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」を運営する、編集長の服部です。

本記事は、「航空機部品の切削加工ユーザーに対して、切削工具の情報収集」についてインタビューしました。
「切削工具の情報収集の手段が新型コロナウイルスでどのように変化したか、切削工具の比較・検討」について理解が深まる記事を目指して執筆しました。

航空機部品の切削加工ユーザーに聞く切削工具の情報収集

航空機部品の切削加工ユーザーの方に、新型コロナウイルス発生以降の切削工具の情報収集についてお伺いしました。

対応いただいた切削加工ユーザーについて簡単に紹介いたします。

航空機部品ユーザーとして10年以上 生産技術部門に所属され、国内外の切削工具の情報を収集し、比較・検討して導入まで担当されている方です。

航空機部品ユーザーということで、海外の切削工具メーカーに詳しいのがポイントです。

切削工具の情報収集手段とコロナの影響

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普段利用している切削工具の情報収集の手段と、その手段が新型コロナウイルス発生後に重要度が上がった・変わらない・下がったかお聞きしました。

業界新聞

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普段利用されている業界新聞を回答いただきました。

  • 日経産業新聞
  • 日刊工業新聞


業界新聞について、新型コロナウイルス発生後に情報収集の手段として重要度は変わらないと回答されました。

業界専門誌

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普段利用されている業界専門誌を回答いただきました。

  • 機械技術
  • 機械と工具
  • 月刊ツールエンジニア
  • 月刊生産財マーケティング


業界専門誌について、新型コロナウイルス発生に情報収集の手段として重要度は変わらないと回答されました。

WEBサイト

普段利用されているWEBサイトを回答いただきました。

  • IPROSものづくり


WEBサイトについて、新型コロナウイルス発生後に情報収集の手段として重要度は変わらないと回答されました。

展示会・セミナー

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新型コロナウイルス発生前から利用されていた(リアルで開催される)展示会・セミナーを回答いただきました。

  • JIMTOF
  • MECT
  • 機械要素技術展
  • EMO
  • メーカー主催の展示会・セミナー


展示会について、新型コロナウイルス発生後に情報収集の手段として重要度が上がったと回答されました。

リアルな展示会が、情報収集が達成できるだけでなく、業界の人とコミュニケーションがとれることが重要だったと気づいたと共有いただきました。

オンラインの展示会やセミナーは、どうしても業務を優先してしまう傾向にあるようです。
また、オンラインという開催方法の特長として、一般的な情報しか提供されていないことが、物足りなさを感じるようです。

機械工具販売店

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機械工具販売店について、新型コロナウイルス発生後に情報収集の手段として重要度が上がったと回答されました。

新型コロナウイルス発生後は、販売店の人と直接会うことで得られる情報の価値が上がったとのことです。

しかし、新型コロナウイルスの影響で拠点や部署によっては販売店の来場が禁止されているところもあり、以前のように気軽に訪問できなくなっているようです。

切削工具メーカー

Milling,Tools,In,Cnc,Machine,Chop


切削工具メーカーについて、新型コロナウイルス発生後に情報収集の手段として重要度が上がったと回答されました。

連絡先としては、過去に展示会などで直接名刺交換をした担当者が多いそうです。

海外の切削工具メーカー(アメリカ、ヨーロッパ)は、リンクトインで積極的に情報を発信しており、それらを確認されているようです。

切削工具の比較・検討

比較・検討方法について

絞り込んだ切削工具の比較・検討の方法についてお聞きしました。
下記の流れで導入をされるということでした。

  1. カタログでスペックを確認する
  2. 不明点があれば切削工具メーカーもしくは工具商社に確認する
  3. 工具商社を通じて調達する
  4. 振動解析でビビらない最大条件を算出し、実機でテストする
  5. 品質(精度、面粗度、バリ等)を満たせているか、比較する

4の最大条件の算出については、次の項目で補足いたします。

航空機部品の場合、工具登録のためのフローが手間で時間がかかるため、工具切り替えのハードルが高いとのことです。

比較・検討で困っていること

切削工具の比較・検討で困っていることについてお聞きしました。

切削工具メーカーごとに条件の設定方法が異なるため、推奨条件ではフェアな比較ができずに困っているとのことです。
そのため、上の項目に書いているように、各切削工具を自社で振動解析して、ビビらない最大条件を算出した上でテスト、評価しているそうです。
評価には、ハイスピードカメラやサーモグラフィを利用されることもあるとのことです。

その他にも、航空機部品の加工で使う工作機械の性能が上がっている一方で、切削工具を開発・評価しているメーカーの評価機の性能が追い付いておらず、推奨加工条件が最適ではないケースもあるようです。
ヨーロッパの切削工具メーカーや研究機関では、航空機部品用の高性能工作機械を使って評価し、切削工具の性能を最大限に引き出しているそうです。

また、切削工具メーカーごとの性能の違いがわからない時は、現場に足をよく運んでいるメーカーや、海外の優秀なメーカーを優先してしまうそうです。

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