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インターモールド2022/名古屋の来場者数レポート

インターモールド2022(INTERMOLD)と名古屋の来場者数、新型コロナウイルスの影響、会場のレポートを前回との比較データとあわせて知りたいと困っていませんか。

この記事を書いた私は工具メーカーでの営業・マーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
2015年からインターモールドに6回参加してきた視点と会場で感じたことから本記事を執筆しました。

本記事では大阪と名古屋で開催された金型の展示会「インターモールド」の新型コロナウイルスの影響、来場者数データをまとめています。
この記事を読むことで、前回との比較データとあわせてインターモールド2022と名古屋の来場者数(開催実績)を知ることができます。

インターモールド2022の来場者数(重複なし)は2018年と比較して来場者が47.8%減った20,982人であり、まだまだ新型コロナウイルスの影響が感じられました

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インターモールド2022/名古屋の来場者数レポート

intermold

2022年のインターモールドは大阪と名古屋の2箇所で開催されています。

インターモールドについて詳しくは「【2022年】インターモールドとは」をご覧ください。

2つのインターモールドについて、開催時の新型コロナウィルスの感染者状況と、来場者数および出展メーカーをまとめています。

大阪も名古屋も、新型コロナウイルス発生前と比較すると来場者数は少ないという結果でしたが、来場者回復の兆しを確認することができました。


インターモールド2022(大阪)結果・実績

intermold2022

展示会概要

名称インターモールド 2022(第33回金型加工技術展)
金型展2022/ 金属プレス加工技術展2022
会期2022年4月20日(水)〜23日(土)
会場インテックス大阪


開催時の新型コロナウイルス感染者状況

インターモールド2022(大阪)が開催された2022年4月20日(水)~23日(土)の全国と大阪府の新型コロナウイルスの感染者状況をグラフにしました。
感染者数の増減について、全国と大阪府でほぼ同じ動きをしています。

画像


インターモールド2022は4月20日(水)~23日(土)に開催されています。

開催初日4月20日(水)の新型コロナウイルス感染者数は、全国が47,881名、大阪府が3,934名で、感染者数が非常に多い期間にスタートしています
インターモールド2021(東京)の開催初日4月14日(水)の新型コロナウイルス感染者数が全国4,307名であるため、10倍以上の感染者がいたことがわかります。

全国的にも感染者数が多かったため、出張を控えて不参加という方も多かったと考えられます。

インターモールド2022(大阪)来場者数

4月20日(水)~23日(土)に開催された、インターモールド2022/ 金型展2022 / 金属プレス加工技術展2022の来場者数合計を2018年(大阪)および2021年(東京)とあわせて下記にまとめました。

2018年
(大阪)
2021年
(東京)
2022年
(大阪)
1日目
(水)
7,933人2,476人4,685人
2日目
(木)
7,933人3,254人6,283人
3日目
(金)
14,504人4,056人8,179人
4日目
(土)
12,667人1,297人4,728人
合計44,179人11,083人23,875人


新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド2018(大阪)の来場者数合計は44,179人で、2022年(大阪)は2018年と比較して来場者数が46%減った23,875人でした。

全国の感染者数がインターモールド2021開催時の10倍以上だったにも関わらず、2022年(大阪)の来場者数は2021年(東京)と比較すると2倍に増えており、来場者数は戻りつつあるのがわかります。

インターモールド2022(大阪)出展メーカー

インターモールド2022(大阪)に出展した工作機械メーカー(切削)、ツーリングメーカー、切削工具メーカーをまとめました。

工作機械メーカー(切削)

出展社名(五十音順)
オークマ
OKK
キタムラ機械
新日本工機
西部電機
ファナック
牧野フライス製作所
三井精機工業
安田工業
碌々産業

ツーリングメーカー

出展社名(五十音順)
エヌティーツール
MSTコーポレーション
大昭和精機
戸田精機

切削工具メーカー

出展社名(五十音順)
オーエスジー
ジーベックテクノロジー
大昭和精機
ダイジェット工業
日進工具
ノア
ノガ・ウォーターズ
フジBC
三井刻印
MOLDINO
ユニオンツール




インターモールド名古屋(2022)結果・実績

intermold-nagoya2022

展示会概要

名称インターモールド名古屋
金型展 名古屋/ 金属プレス加工技術展 名古屋
会期2022年7月6日(水)〜9日(土)
会場ポートメッセなごや


開催時の新型コロナウイルス感染者状況

インターモールド名古屋(2022)が開催された2022年7月6日(水)~9日(土)の全国と愛知県の新型コロナウイルスの感染者状況をグラフにしました。
感染者数の増減について、全国と愛知県でほぼ同じ動きをしています。

画像


インターモールド名古屋(2022年)は7月6日(水)~9日(土)に開催されています。

開催初日7月6日(水)の新型コロナウイルス感染者数は、全国が45,813名、愛知県が2,737名で、感染者数が非常に多い期間にスタートしています。
インターモールド2021(東京)の開催初日4月14日(水)の新型コロナウイルス感染者数が全国4,307名であるため、10倍以上の感染者がいた
ことがわかります

全国的にも感染者数が多かったため、出張を控えて不参加という方も多かったと考えられます。

インターモールド名古屋(2022)来場者数

2022年7月6日(水)~9日(土)に開催された、インターモールド名古屋/ 金型展名古屋 / 金属プレス加工技術展名古屋の来場者数合計を2019年(名古屋)および2021年(東京)とあわせて下記にまとめました。

2019年
(名古屋)
2021年
(東京)
2022年
(名古屋)
1日目
(水)
8,684人2,476人4,025人
2日目
(木)
10,273人3,254人6,089人
3日目
(金)
13,516人4,056人7,976人
4日目
(土)
7,698人1,297人2,892人
合計40,171人11,083人20,982人


新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド名古屋(2018)の来場者数合計は40,171人で、2022年(名古屋)は2018年と比較して来場者数が47.8%減った20,982人でした。

全国の感染者数がインターモールド2021開催時の10倍以上だったにも関わらず、2022年(名古屋)の来場者数は2021年(東京)と比較すると約2倍に増えており、来場者数は戻りつつあるのがわかります。

インターモールド名古屋(2022)出展メーカー

インターモールド名古屋(2022)に出展した工作機械メーカー(切削)、ツーリングメーカー、切削工具メーカーをまとめました。

工作機械メーカー(切削)

出展社名(五十音順)
芝浦機械
新日本工機
ファナック

ツーリングメーカー

出展社名(五十音順)
エヌティーツール

切削工具メーカー

出展社名(五十音順)
ダイジェット工業
日進工具
MOLDINO


参考:インターモールド2021

intermold2021

アフターコロナ以降、リアル展示会として初めて開催されたインターモールド2021(東京開催)に参加し、現場で感じたことを「インターモールド2021レポート」で書いています。

インターモールド2022/名古屋の来場者数レポートまとめ

  • インターモールド2022とインターモールド名古屋(2022)は、新型コロナウイルス感染者数が全国4万人を超えている中でのスタートだった
  • 全国的にも感染者数が多かったため、出張を控えて不参加という方も多かったと考えられる
  • インターモールド2018(大阪)の来場者数合計は44,179人で、2022年(大阪)は2018年と比較して来場者数が46%減った23,875人であった
  • インターモールド名古屋(2018)の来場者数合計は40,171人で、2022年(名古屋)は2018年と比較して来場者数が47.8%減った20,982人であった
  • 全国の感染者数がインターモールド2021開催時の10倍以上だったにも関わらず、インターモールド2022(大阪)とインターモールド名古屋(2022)の来場者数は2021年(東京)と比較すると約2倍に増えており、来場者数は戻りつつある


編集長コメント

ウィズコロナ時代で2回目のインターモールドですが、新型コロナウイルスの感染者数が多いにも関わらず、大阪も名古屋も2021年と比較すると来場者が戻りつつあると感じました。

ただ、インターモールド名古屋は工作機械メーカー、ツーリングメーカー、切削工具メーカーの出展が少なく、主催者として出展社の誘致に今後力を入れる必要があると考えています。

関連記事

インターモールド2021レポート
【2022年】インターモールドとは
【2022年】インターモールドの回り方

執筆者情報

hattori


本記事はタクミセンパイの服部が執筆・編集しました。

私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。

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