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「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」を運営する、編集長の服部です。
本記事では「2022年に開催された金型展示会 インターモールド2022(大阪)とインターモールド名古屋」の結果・実績についてまとめています。
*本来は「INTERMOLD」が正しい表記ですが、本記事では読みやすさ重視で「インターモールド」で表現しております。
カタカナ表記は公式も使用しており、こちらの方が一般的になりつつもあります。
【記事の信頼性】
本記事を書いた私は、2014年から切削加工業界に携わり、2020年から「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」を運営しています。
工具メーカーで営業として500社以上の切削加工ユーザーに訪問し、技術支援をさせていただきました。
また、マーケティングとして展示会とイベントの企画・運営、カタログとWEBサイトの大型リニューアルプロジェクト、ブランディングプロジェクトを経験しました。
営業とマーケティングの経験をもとに、切削加工業界で働く皆さまに向けて本記事を執筆しています。


インターモールド2022とインターモールド名古屋

2022年のインターモールドは大阪と名古屋の2箇所で開催されています。
インターモールドについて詳しくは「【2022年】インターモールドとは」をご覧ください。
2つのインターモールドについて、開催時の新型コロナウィルスの感染者状況と、来場者数および出展メーカーをまとめています。
大阪も名古屋も、新型コロナウイルス発生前と比較すると来場者数は少ないという結果でしたが、来場者回復の兆しを確認することができました。
インターモールド2022(大阪)について

展示会概要
名称 | インターモールド 2022(第33回金型加工技術展) 金型展2022/ 金属プレス加工技術展2021 |
会期 | 2022年4月20日(水)〜23日(土) |
会場 | インテックス大阪 |
インターモールド名古屋(2022)について

展示会概要
名称 | インターモールド名古屋 金型展 名古屋/ 金属プレス加工技術展 名古屋 |
会期 | 2022年7月6日(水)〜9日(土) |
会場 | ポートメッセなごや |
参考:インターモールド2021

アフターコロナ以降、リアル展示会として初めて開催されたインターモールド2021(東京開催)に参加し、現場で感じたことを「インターモールド2021レポート」で書いています。
インターモールド2022(大阪)結果・実績
開催時の新型コロナウイルス感染者状況
インターモールド2022(大阪)が開催された2022年4月20日(水)~23日(土)の全国と大阪府の新型コロナウイルスの感染者状況をグラフにしました。
感染者数の増減について、全国と大阪府でほぼ同じ動きをしています。

インターモールド2022は4月20日(水)~23日(土)に開催されています。
開催初日4月20日(水)の新型コロナウイルス感染者数は、全国が47,881名、大阪府が3,934名で、感染者数が非常に多い期間にスタートしています。
インターモールド2021(東京)の開催初日4月14日(水)の新型コロナウイルス感染者数が全国4,307名であるため、10倍以上の感染者がいたことがわかります。
全国的にも感染者数が多かったため、出張を控えて不参加という方も多かったと考えられます。
来場者数
4月20日(水)~23日(土)に開催された、インターモールド2022/ 金型展2022 / 金属プレス加工技術展2022の来場者数合計を2018年(大阪)および2021年(東京)とあわせて下記にまとめました。
2018年 (大阪) | 2021年 (東京) | 2022年 (大阪) | |
1日目 (水) | 7,933 | 2,476 | 4,685 |
2日目 (木) | 7,933 | 3,254 | 6,283 |
3日目 (金) | 14,504 | 4,056 | 8,179 |
4日目 (土) | 12,667 | 1,297 | 4,728 |
合計 | 44,179 | 11,083 | 23,875 |
新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド2018(大阪)の来場者数合計は44,179人で、2022年(大阪)は2018年と比較して来場者数が46%減った23,875人でした。
全国の感染者数がインターモールド2021開催時の10倍以上だったにも関わらず、2022年(大阪)の来場者数は2021年(東京)と比較すると2倍に増えており、来場者数は戻りつつあるのがわかります。
インターモールド名古屋(2022)結果・実績
開催時の新型コロナウイルス感染者状況
インターモールド名古屋(2022)が開催された2022年7月6日(水)~9日(土)の全国と愛知県の新型コロナウイルスの感染者状況をグラフにしました。
感染者数の増減について、全国と愛知県でほぼ同じ動きをしています。

インターモールド名古屋(2022年)は7月6日(水)~9日(土)に開催されています。
開催初日7月6日(水)の新型コロナウイルス感染者数は、全国が45,813名、愛知県が2,737名で、感染者数が非常に多い期間にスタートしています。
インターモールド2021(東京)の開催初日4月14日(水)の新型コロナウイルス感染者数が全国4,307名であるため、10倍以上の感染者がいたことがわかります。
全国的にも感染者数が多かったため、出張を控えて不参加という方も多かったと考えられます。
来場者数
2022年7月6日(水)~9日(土)に開催された、インターモールド名古屋/ 金型展名古屋 / 金属プレス加工技術展名古屋の来場者数合計を2019年(名古屋)および2021年(東京)とあわせて下記にまとめました。
2019年 (名古屋) | 2021年 (東京) | 2022年 (名古屋) | |
1日目 (水) | 8,684 | 2,476 | 4,025 |
2日目 (木) | 10,273 | 3,254 | 6,089 |
3日目 (金) | 13,516 | 4,056 | 7,976 |
4日目 (土) | 7,698 | 1,297 | 2,892 |
合計 | 40,171 | 11,083 | 20,982 |
新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド名古屋(2018)の来場者数合計は40,171人で、2022年(名古屋)は2018年と比較して来場者数が47.8%減った20,982人でした。
全国の感染者数がインターモールド2021開催時の10倍以上だったにも関わらず、2022年(名古屋)の来場者数は2021年(東京)と比較すると約2倍に増えており、来場者数は戻りつつあるのがわかります。
編集長コメント
ウィズコロナ時代で2回目のインターモールドですが、新型コロナウイルスの感染者数が多いにも関わらず、大阪も名古屋も2021年と比較すると来場者が戻りつつあると感じました。
ただ、インターモールド名古屋は工作機械メーカー、ツーリングメーカー、切削工具メーカーの出展が少なく、主催者として出展社の誘致に今後力を入れる必要があると考えています。
インターモールド2022・名古屋まとめ
- インターモールド2022とインターモールド名古屋(2022)は、新型コロナウイルス感染者数が全国4万人を超えている中でのスタートだった
- 全国的にも感染者数が多かったため、出張を控えて不参加という方も多かったと考えられる
- インターモールド2018(大阪)の来場者数合計は44,179人で、2022年(大阪)は2018年と比較して来場者数が46%減った23,875人であった
- インターモールド名古屋(2018)の来場者数合計は40,171人で、2022年(名古屋)は2018年と比較して来場者数が47.8%減った20,982人であった
- 全国の感染者数がインターモールド2021開催時の10倍以上だったにも関わらず、インターモールド2022(大阪)とインターモールド名古屋(2022)の来場者数は2021年(東京)と比較すると約2倍に増えており、来場者数は戻りつつある
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