切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」をご覧いただきありがとうございます。
タクミセンパイを運営する編集長の服部です。
2025年12月22日にタクミセンパイは5周年を迎えることができました。
タクミセンパイを活用されている皆さま、応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。
皆さまの支えがあったからこそ、5年間タクミセンパイを続けることができました。
本記事ではタクミセンパイの2025年活動について紹介しています。
タクミセンパイの2025年活動報告
2025年12月22日時点のタクミセンパイ実績をまとめ、1年前と比較しました。
| 公開した オリジナル記事数 | 299本 (1年前から+49本) |
| Xフォロワー数 | 4756人 (1年前から+585人) |
| Instagramフォロワー数 | 863人 (1年前から+136人) |
| メルマガ会員数 | 1058人 (1年前から+65人) |
2025年も毎週火曜日にオリジナル記事を公開し、歴史関連ではかなりボリュームのある記事も執筆しました。
2025年のタクミセンパイ活動について、下記4つのテーマについて報告します。
- 第4回切削工具フェス開催
- MECT2025連動企画
- 金型発信プロジェクトの企画
- 切削加工業界の歴史まとめ
第4回切削工具フェス開催

2024年(第3回開催)の反映を活かし、「切削工具フェス2025」を2025年7月1日(火)~31日(木)の期間にオンライン開催しました。
2025年は下記3つの企画を開催しました。
- #切削工具の日2025
- 切削工具改善チャレンジ2025
- 切削工具大規模調査2025
切削工具フェス2025の結果と反省は「切削工具フェス2025 結果報告」にまとめています。
今回で3回目の開催となるXのハッシュタグイベント「#切削工具の日」ですが、関連する投稿は120件を超えていました。
掲載許可をいただいた皆さまの投稿をまとめた記事として、切削工具ユーザーおよび販売店の皆さまの投稿27件を「【2025年】#切削工具の日 投稿まとめ Part1」に、切削工具メーカー・工作機械メーカー・周辺メーカーおよび+αの皆さまの投稿36件を「【2025年】#切削工具の日 投稿まとめ Part2」にまとめています。
「#切削工具の日」がこれまでと変わった点が、今回7月5日(切削工具の日)が土曜日だったことです。
「#切削工具の日」は企業アカウントを中心に盛り上がるSNSイベントであるため、平日開催ではないことが影響することを想定しました。
そこで7月4日(金)および5日(土)の2日間で「#切削工具の日」を開催しましたが、残念ながら昨年以上盛り上がることはできませんでした。
また、今年は新たに「切削工具改善チャレンジ2025」を開催しました。
2022年から「切削工具改善コンテスト」を継続開催してきましたが、切削工具改善のさらなる促進を目指して新企画としてリニューアルしました。
「切削工具改善チャレンジ2025」では、切削工具の改善にオススメの製品をメーカー13社に紹介してもらい、無料サンプルをご用意いただきました。
SNSを中心に「切削工具改善チャレンジ2025」を告知し、反響を確認できていましたが、2025年の申込数は企画力不足だったと反省しています。
参加いただいた切削工具メーカーの皆さまからフィードバックをいただいており、改善して2026年も開催できればと考えています。
MECT2025連動企画

「MECT2025をもっと楽しむ!」をキーワードに下記4つの企画を提供しました。
- JMECT2025 出展社こだわりノベルティ紹介
- ユーザーが選ぶMECT2025注目の切削工具メーカーランキング公開
- MECT2025 攻略ガイド配布
- MECTALK(メクトーーク!)2025 配信
昨年のJIMTOF2024で初めて実施した連動企画の反響が良かったので、MECT2025でも開催しました。
「MECT2025 出展社こだわりノベルティ紹介」ではMECT2025に出展する15社から提供された「こだわりノベルティ」の情報を紹介しました。
ノベルティを紹介させていただいた出展社の方から、MECT2025で「タクミセンパイを見てブースに来た人がいた」とたくさん報告いただいているため、やってよかったと思っています。
展示会来場者を惹き付け、ファンになってもらうためにはノベルティが重要であると考えています。
出展が用意するノベルティのレベルは年々上がっており、これらノベルティはSNSでの拡散性も高いため、この流れは続いていくのではないかと思います。
攻略ガイド配布について、MECT2023では申込数が41名だったのに対して、MECT2025では123名に増えました。
申込数が増えた理由は、タクミセンパイの知名度が上がったこと、そして攻略ガイドのコンテンツが強化されてより魅力的になったからではないかと予想します。
攻略ガイドの配布は、提供側としてタクミセンパイを活用してくれている方を把握することができ、応援いただいている皆さまとのつながりを感じることができています。
今後もJIMTOFとMECTでは攻略ガイドの配布を続け、コンテンツをより強化していきたいと考えています。
金型発信プロジェクトの企画

2024年11月25日に「金型発信プロジェクト検討中!11月25日は記念日「金型の日」」の記事を公開し、金型に対してタクミセンパイとして何かできないかと2025年前半は情報を収集し、企画を磨いていきました。
金型に対してタクミセンパイができることは「情報の発信」であり、プラモデルの金型の企画を通じて、金型の「奥深さ」「難しさ」「面白さ」を伝える企画を考えました。
企画自体はまとまったものの、実現するところまでは進められなかったため、こちらは引き続き挑戦していきます。
切削加工業界の歴史まとめ

2024年から情報収集を進めていた切削加工業界(主に工作機械と切削工具)の歴史に関する記事を今年は5本公開することができました。
歴史に関する記事の公開は2024年にやり切れなかったことの1つであるため、無事達成することができました。
2025年に公開した切削加工業界の歴史に関する5つの記事はこちらです。
- イギリスにおける工作機械と切削加工の歴史
- アメリカにおける工作機械と切削加工の歴史
- ドイツにおける工作機械と切削加工の歴史
- 戦前の日本における工作機械・切削工具と切削加工の歴史
- 歴史的価値のある工作機械を見ることができる施設9選と機械遺産・重要文化財
参照した資料は100媒体を超え、かなり時間をかけて記事化を進めました。
資料を読むだけでなく、9月には三共工作機械資料館に、11月にはヤマザキマザック工作機械博物館にも訪問しました。
2026年には日本工業大学 工業技術博物館に訪問予定で、記事としても「戦前の工作機械5大メーカーについて」と「戦後の日本における工作機械・切削工具と切削加工の歴史」を公開したいと考えています。
歴史関連記事は閲覧数がそこまで高くないものの、継続的に読まれるテーマであり、歴史を気軽に触れるコンテンツが世の中に少ないので皆さんにお届けしたいと執筆しています。
また、歴史の発信をキッカケに接点を持つことができた方もいるので、引き続きアマチュア歴史家として研究を続けていきたいと思います。
歴史から学べることもあるため、時間がある時に読んでいただけると嬉しいです。
過去公開した歴史記事のアップデートも続けていますので、確認してみてください。
関連記事
- 切削工具フェス2025 結果報告」
- 【2025年】#切削工具の日 投稿まとめ Part1
- 【2025年】#切削工具の日 投稿まとめ Part2
- MECT2025 出展社こだわりノベルティ紹介
- 金型発信プロジェクト検討中!11月25日は記念日「金型の日」
- イギリスにおける工作機械と切削加工の歴史
- アメリカにおける工作機械と切削加工の歴史
- ドイツにおける工作機械と切削加工の歴史
- 戦前の日本における工作機械・切削工具と切削加工の歴史
- 歴史的価値のある工作機械を見ることができる施設9選と機械遺産・重要文化財
執筆者情報

本記事はタクミセンパイの服部が執筆・編集しました。
私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。
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