![](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2022/10/toolholder-maker-ranking-2024-main.png)
新しいツールホルダーを検討したくても、切削工具メーカーが多すぎて絞り込みに困っていませんか。
この記事を書いた私は工具メーカーでの営業・マーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
中立的な立場としてアンケートを設計し、調査を実施しました。
本記事では切削工具ユーザーのアンケート調査結果から、ツールホルダーメーカー*23社のユーザー人気ランキングを紹介しています。
この記事を読むことで、新しくツールホルダーを検討する際のメーカー*絞り込みに役立ちます。
2020~2024年のアンケートを集計した結果、ツールホルダーのランキングTOP3はBIG DAISHOWA、日研工作所、エヌーティーツールでした。
*海外製品の日本代理店やオリジナル製品を扱う商社も含まれており、全ての会社がメーカーではありませんが、こちらの記事では全てメーカーと表現しております。
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ツールホルダーメーカー23社のユーザーランキング2024
![画像](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2022/10/TungHold-1.jpeg)
ツーリングはメーカー数と製品バリエーションが多く、メーカーと製品を絞り込むのが難しいと考えます。
そこで、切削工具ユーザー(工作機械で切削加工されている方)にアンケートを依頼し、その結果を集計した「ツールホルダーメーカー」のランキング2024を作成しました。
本記事では「ツールホルダーメーカー」のランキングからTOP5を紹介しています。
ランキングを作成するにあたり、2020年11月~2024年12月に実施した切削工具ユーザー22名分のアンケートから、ツールホルダーメーカーのランキングを作成しています。
アンケート対象 | ツールホルダー |
対象メーカー数 | 23社 |
集計期間 | 2020年11月~2024年12月 |
回答数 | 22名(回答者は全て切削工具ユーザー) |
ユーザーランキングの仕組み
ランキングの仕組みについて説明します。
タクミセンパイでは、切削工具ユーザー(工作機械で切削加工されている方)限定で、アンケートに回答してもらっています。
アンケートは、ツールホルダーメーカー23社から該当するものを選択してもらう方法をとっています。(対象のツールホルダーメーカーについては後述)
アンケートの一部を参考としてお見せします。
![cutting-tool-maker-ranking-toolholder-2021summer-questionnaire](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2021/11/cutting-tool-maker-ranking-toolholder-2021summer-questionnaire-1024x639.png)
ツールホルダーメーカーのランキングを作成するにあたり、回答いただいたアンケートの内容は下記となります。
- 名前を知っている会社をすべてお選びください。(いくつでも)
- お勤め先で今までに使ったことがある、またはテストしたことがある会社をすべてお選びください。(いくつでも)
- お勤め先で現在採用中の会社をすべてお選びください。(いくつでも)
- 総合的に考えてオススメできる会社をすべてお選びください。(いくつでも)
- 総合的に考えて最もオススメできる会社をお選びください。(おひとつ)
- 製品(性能・品質・コストパフォーマンス・ラインナップ)をオススメできる会社をすべてお選びください。(いくつでも)
- サービス(納期・相談対応レベル・相談対応スピード・提供コンテンツ)をオススメできる会社をすべてお選びください。(いくつでも)
- ブランド(ネーミング・メッセージ・デザイン・シンボル・イメージ・サウンド)をオススメできる会社をすべてお選びください。(いくつでも)
上記のアンケート結果をポイント化して、集計することでランキングを作成しています。
アンケートの各質問は、下記の項目と一致しています。
- 認知率
- 使用率
- 採用率
- 総合①
- 総合②
- 製品面の推奨度
- サービス面の推奨度
- ブランド面の推奨度
1~3(認知・使用・採用率)および6~7(製品面・サービス面・ブランド面の推奨度)は、選ばれた会社に1ポイント付与しています。
総合①および②に選ばれた会社は、6~7(製品面・サービス面・ブランド面の推奨度)に対してさらに1ポイント加算しています。
1~3(認知・使用・採用率)および6~7(製品面・サービス面・ブランド面の推奨度)を合算したのが総合ポイントです。
![cutting-tool-maker-ranking-2021summer-mechanism](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2021/11/cutting-tool-maker-ranking-2021summer-mechanism-1024x280.png)
アンケート対象のツールホルダーメーカー23社
アンケートの対象となっているツールホルダーメーカー23社は下記となります。
- 株式会社アルプスツール
- イスカルジャパン株式会社
- エヌティーツール株式会社
- 株式会社MSTコーポレーション
- カトウ工機株式会社
- 共立精機株式会社
- グーリングジャパン株式会社
- ケナメタルジャパン株式会社
- サンドビック株式会社
- 聖和精機株式会社
- 住友電工ハードメタル株式会社
- セコ・ツールズ・ジャパン株式会社
- 株式会社田倉工具製作所
- 株式会社タンガロイ
- テグテックジャパン株式会社
- 株式会社日研工作所
- BIG DAISHOWA株式会社
- 株式会社ビーシーテック
- マパール株式会社
- マンヨーツール株式会社
- 三菱マテリアル株式会社
- ユキワ精工株式会社
- 菱高精機株式会社
ツールホルダーメーカー23社のユーザーランキングTOP5
ツールホルダーメーカー23社のランキングTOP5は下記となりました。
*()内は総合ポイントです。
1位:BIG DAISHOWA(190pt)
2位:日研工作所(96pt)
3位:エヌティーツール(70pt)
4位:聖和精機(41pt)
5位:MSTコーポレーション(36pt)
ツールホルダーメーカー23社でBIG DAISHOWAが1位でした。
ランキングTOP5についてどのようなポイント構成になっているか、評価情報が記載されているか、下記の画像をご覧ください。
![画像](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2025/01/toolholder-maker-ranking-2024-top5.png)
最新のランキングはツールホルダーのページで確認できます。
ツールホルダーメーカーに関するユーザーコメント
BIG DAISHOWAのユーザーコメントを紹介します。
自動車部品、一般機械部品、半導体関連部品、電気・電子関連部品と幅広い業界で採用されていることがわかります。
![画像](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2022/08/toolholder-maker-ranking-2022-big-daishowa-comment-1024x618.png)
日研工作所、エヌティーツール、MSTコーポレーションのユーザーコメントを紹介します。
![画像](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2022/08/toolholder-maker-2022-ranking-comment-1024x625.png)
切削工具に関する利用動向調査2024
![cuttingtool-report-2024](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2025/01/cuttingtool-report-2024-1024x683.png)
タクミセンパイが切削工具ユーザー(工作機械で切削加工されている方)に依頼したアンケート結果をまとめた利用動向調査のレポートを販売しています。
レポートの内容は今後もタクミセンパイで公開されない情報です。
(レポートの一部はアンケート回答者全員に提供しています)
詳しくは「切削工具に関する利用動向調査」ページをご覧ください。
編集長コメント
ツールホルダーについては1位のBIG DAISHOWAが2位以降と大きく差をつけており、今後ランキングについて大きな変動はないと予想しています。
引き続き切削工具ユーザー(工作機械で切削加工されている方)へアンケートを依頼し、回答数を増やしていきます。
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執筆者情報
![hattori](https://takumi-senpai.com/wp-content/uploads/2022/04/hattori.png)
本記事はタクミセンパイの服部が執筆・編集しました。
私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。
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