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【推し工具】XEBECバリレス面取りカッター

<こちらの記事はタイアップ広告です>

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
タクミセンパイを運営している服部です。

切削工具メーカーの方に推しの工具を紹介してもらう「推し工具」シリーズとして、株式会社ジーベックテクノロジー様の「XEBECバリレス面取りカッター」を紹介いたします。

「推し工具」シリーズは、工具を検討・導入するユーザー、工具を販売する機械工具販売店を対象として、わかりやすさを重視しています。

はじめに

株式会社ジーベックテクノロジー様について簡単に紹介させていただきます。

ジーベックテクノロジーについて

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株式会社ジーベックテクノロジーは、独自の観点と技術で、バリ取りの常識を変える製品を世に送り出しています。

代表的な製品として、セラミックファイバー製のXEBECブラシ、加工プログラムの提供もおこなうXEBEC裏バリ取りカッター&パスなどがあります。

製品を開発・販売するだけでなく、イベントやセミナーを通じた情報発信によって、世の中に工作機械でのバリ取り自動化を定着させました。

今回推してくれる人について

営業歴23年、グローバルセールス&マーケティング部マネージャーの赤尾様に推していただきました。

赤尾様は技術営業として製品の導入サポートの他、新製品の立ち上げや、商流の営業責任者をご担当されています。

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1. 推し工具について

タクミセンパイ服部(以下、服部):今回推していただく「XEBECバリレス面取りカッター」について、教えてください。


株式会社ジーベックテクノロジー 赤尾様(以下、赤尾様)XEBECバリレス面取りカッターは、バリを出さない面取り工具です。

面取り後のバリ取りを不要にすることで、工数削減、刃具費低減、加工時間短縮等に貢献します。

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2. 開発の経緯

服部:推し工具である「XEBECバリレス面取りカッター」の開発経緯について教えてください。


赤尾様:当社がこれまで開発してきたバリ取りツールは、エッジにC面やR面などの図面指示があるバリ取りに対応できませんでした。

そして、図面指示を変更することは取引先との交渉が必要なケースが多く、ユーザーの負担が大きく現実的ではありませんでした。
そこで、図面指示を変えることなく導入できるツールの開発を始めました。

開発を進める中で、面取りに関するアンケート調査を実施しました。
「面取りカッターを使う理由として、最もあてはまるもの」の設問において、半数を超える60%のユーザーが「バリを取るため」と回答されました。

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さらに、「面取り後のバリ取りについて、最もあてはまるもの」の設問では、83%のユーザーが面取り後に再びバリ取りを行っていると回答されました。

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アンケート結果からも、バリが出ない面取りカッターのニーズを確認でき、XEBECバリレス面取りカッターを開発・販売しました。


服部:面取り後にさらにバリ取りをしているユーザーが80%を超えていることには驚きました。

バリを出すことなく面取りができるXEBECバリレス面取りカッターは、多くのユーザーの課題を解決してくれそうですね。

3. 推せる理由

服部:「XEBECバリレス面取りカッター」がなぜ推せるのか、これまでの製品との違いや他社との差別化ポイントを教えてください。


赤尾様特許取得済みのV字型切れ刃によって、バリを出すことなく面取りができます 。

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バリがでないメカニズムは、ブルドーザーを例として説明できます。

ブルドーザーのブレード(砂を押す部分)はフラットで、土を押すとブレードの横から砂が逃げていきます 。
バリ取りも同じで、面取りカッターの切れ刃がフラットだと、ブルドーザーにおける砂のように、塑性流動が横方向にも生じ、バリになります。

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V字型切れ刃にすることで、面取り加工時の切り粉がV字の内側に向かうため、切れ刃が摩耗してもバリが発生しにくい構造になっています。

V字型切れ刃は、これまでの切削工具に類はなく、V形状の溝位置が重要なため、この形状を高い精度で安定的に製造・管理するのに苦労しました。

その他の特長として、複数刃を採用することで、高送りで加工時間を短縮できるようにしました。


服部:切れ刃をV字型にすることで、なぜバリを抑制することができるのか、ブルドーザーの例えは非常にわかりやすいですね。

V字型切れ刃の解説はYoutubeにも公開されておりますが、こちらもわかりやすのでオススメです。

4. 性能データ

服部:「XEBECバリレス面取りカッター」を推す上で、ユーザーの皆様に紹介できる性能データはありますか。


赤尾様:下図はXEBECバリレス面取りカッターと、直刃の面取りカッター(他社)の寿命を比較したものです。
被削材はSUS304で、上面エッジ・側面エッジいずれも、バリ根元厚み0.01㎜に達するまでの寿命を約2倍に延長できることが確認できました

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また、下図はXEBECバリレス面取りカッターと、直刃の面取りカッター(他社)のエッジ状態を比較したものです。
SUS304、アルミ、PP、CFRP、布ベークいずれにおいても、バリを抑制できることが確認できました。

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5. 市場の反響

服部:「XEBECバリレス面取りカッター」に対する、市場の反響を教えてください。


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赤尾様:ユーザーからは、加工によりバリが出ないこと、送り速度を上げて加工時間を短縮できることを評価いただいています。

価格も市場の高品質な面取りカッターと同等に設定しており、採用はスムーズに進んでいます。

機械工具販売店からは、製品のコンセプトが「わかりやすい」と好評で、PRを積極的に進めていただいています。


服部:日本は流通が強い業界構造になっているため、機械工具販売店にとってわかりやすい製品であることで、採用が進みそうですね。

6. オススメのユーザー・用途

服部:「XEBECバリレス面取りカッター」の採用をオススメできるユーザーや用途を教えてください。


赤尾様:面取りが必要なワークにおいては、すべてオススメできます。

WEBサイトには冷却水配管用ブロック(半導体製造装置)生産設備部品治具の事例を掲載しています。

また、糸面取り仕上げでのバリ取りにもオススメです。
ワークによっては切削面仕上げが必要で、ブラシ痕が残るブラシを使ったバリ取りが不可能なケースがあります。
その課題も、糸面取りでバリ取りが完了できるXEBECバリレス面取りカッターで解決できます。

その他、穴の面取りにもオススメできます。
穴の面取りは、プログラムも容易なため、突き加工で行われることが多いです。
しかし、当社の試験では、突き加工を行うと、バリではなく塑性変形による盛り上がりが確認されました。
取り付け面など、重要な面に対する穴あけの面取りは、横走りによる面取り加工が望ましいです。

7. 最後に一言!

服部:最後に推し工具「XEBECバリレス面取りカッター」について、一言お願いします!


赤尾様:糸取り仕上げでバリ取りをしたいという声が多く、MECT2021か「糸面取り用」のラインナップを追加しました。適用面取りサイズは C0.3~0.6です。

また、MECT2021では、新しい線材の採用で研削力と摩耗量、管理性を改善したXEBECブラシ 内径・交差穴用の大径ラインナップも販売開始します。
1次加工穴径φ20〜35のバリ取り自動化が可能になりました。

さいごに

今回、ジーベックテクノロジー様に新製品「XEBECバリレス面取りカッター」を推していただきました。

図面指示を変えることなく導入できる、そしてバリを出すことなく面取りできるツールは世の中に存在していなかったため、ユーザーの評価が高いことがよくわかります。

MECT2021にあわせて糸面取り用ラインナップも発売され、今後の展開が楽しみです。

まとめ

  • XEBECバリレス面取りカッターは、バリを出さない面取り工具
  • 図面指示を変えることなく導入できるツールとして開発が始まった
  • 特許取得済みのV字型切れ刃によって、バリを出すことなく面取りができる
  • バリ根元厚み0.01㎜に達するまでの寿命を約2倍に延長できた
  • 使用したユーザーは、加工によりバリが出ないこと、送り速度を上げて加工時間を短縮できたことを評価している
  • 用途としては、面取りだけでなく糸面取り仕上げにもオススメ
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