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インターモールド2023/名古屋 来場者数と会場レポート

インターモールド2023(INTERMOLD)と名古屋の来場者数、新型コロナウイルスの影響、会場のレポートを前回との比較データとあわせて知りたいと困っていませんか。

この記事を書いた私は工具メーカーでの営業・マーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
2015年からインターモールドに6回参加してきた視点と会場で感じたことから本記事を執筆しました。

本記事では東京と名古屋で開催された金型の展示会「インターモールド」の新型コロナウイルスの影響、来場者数データ、会場で感じたことをまとめています。
この記事を読むことで、前回との比較データとあわせてインターモールド2023の来場者数(開催実績)と会場の様子を知ることができます。

インターモールド2023の来場者数(重複なし)は2019年と比較して来場者が78.3%減った39,045人であり、回復の兆しが見えました

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インターモールド2023/名古屋 来場者数と会場レポート

intermold-logo

2023年のインターモールドは東京と名古屋の2箇所で開催されています。
インターモールドについて詳しくは「【2023年】インターモールドとは」をご覧ください。

2つのインターモールドについて来場者数および出展メーカーをまとめています。


インターモールド2023(東京)結果・実績

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展示会概要

名称インターモールド 2023(第34回金型加工技術展)
金型展2023/ 金属プレス加工技術展2023
会期2023年4月12日(水)〜15日(土)
会場東京ビックサイト


インターモールド2023(東京)来場者数

2023年4月12日(水)~15日(土)に開催されたインターモールド2023/ 金型展2023 / 金属プレス加工技術展2023の来場者数合計を2019年(東京)および2021年(東京)とあわせて下記にまとめました。

2019年
(東京)
2021年
(東京)
2023年
(東京)
1日目
(水)
8,917人2,476人8,834人
2日目
(木)
10,191人3,254人11,626人
3日目
(金)
14,114人4,056人13,803人
4日目
(土)
9,363人1,297人4,782人
合計42,585人11,083人39,045人


新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド2019(東京)の来場者数合計は42,585人で、2023年(東京)は2019年と比較して来場者数が8.3%減った39,045人でした。

新型コロナウイルス感染者数の報道も少なくなり、2023年5月8日からの「5類感染症」移行を目前として、マスクを外す人が増えてきたタイミングでの開催でした。
そのため、来場者数は戻り、新型コロナウイルス発生前の開催状況になったと考えられます

インターモールド2023(東京)出展メーカー

インターモールド2023(東京)に出展した工作機械メーカー(切削)、ツーリングメーカー、切削工具メーカーをまとめました。

工作機械メーカー(切削)

出展社名(五十音順)
キタムラ機械
新日本工機
西部電機
ソディック
ファナック
牧野フライス製作所
安田工業
碌々産業

ツーリングメーカー

出展社名(五十音順)
MSTコーポレーション
大昭和精機

切削工具メーカー

出展社名(五十音順)
イワタツール
ジーベックテクノロジー
大昭和精機
ダイジェット工業
日進工具
ノガ・ウォーターズ
MOLDINO
ユニオンツール




インターモールド名古屋(2023)結果・実績

intermold-nagoya2022

展示会概要

名称インターモールド名古屋
金型展 名古屋/ 金属プレス加工技術展 名古屋
会期2023年6月21日(水)〜23日(金)
会場ポートメッセなごや


インターモールド名古屋(2023)来場者数

2023年は4日間(水~土)から3日間(水~金)開催に変更されました。

2023年6月21日(水)~23日(金)に開催された、インターモールド名古屋/ 金型展名古屋 / 金属プレス加工技術展名古屋の来場者数合計を2019年(名古屋)および2022年(名古屋)とあわせて下記にまとめました。

2019年
(名古屋)
2022年
(名古屋)
2023年
(名古屋)
1日目
(水)
8,684人4,025人7,701人
2日目
(木)
10,273人6,089人9,098人
3日目
(金)
13,516人7,976人9,967人
4日目
(土)
7,698人2,892人
合計40,171人20,982人26,766人


新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド名古屋(2019)の3日間(水~木)の来場者数合計は32,473人で、2023年(名古屋)は2019年と比較して来場者数が17.5%減った26,766人でした。

2023年5月8日から新型コロナウイルスが「5類感染症」に移行し、様々な規制が緩和されたタイミングでの開催でした。
来場者数は戻りつつあるものの、新型コロナウイルス発生前と比較しても来場者が少なかったと考えられます

インターモールド名古屋(2023)出展メーカー

インターモールド名古屋(2023)に出展した工作機械メーカー(切削)、切削工具メーカーをまとめました。(ツーリングメーカーは出展なし)

工作機械メーカー(切削)

出展社名(五十音順)
新日本工機
スギノマシン
牧野フライス製作所

切削工具メーカー

出展社名(五十音順)
日進工具
MOLDINO


インターモールド2023/名古屋 来場者数と会場レポートまとめ

  • 新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド2019(東京)の来場者数合計は42,585人で、2023年(東京)は2019年と比較して来場者数が8.3%減った39,045人だった
  • 2023年5月8日からの「5類感染症」移行の直前にインターモールド2023(東京)は開催された
  • インターモールド2023(東京)の来場者数は戻り、新型コロナウイルス発生前の開催状況になったと考えた
  • 新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド名古屋(2019)の3日間(水~木)の来場者数合計は32,473人で、2023年(名古屋)は2019年と比較して来場者数が17.5%減った26,766人だった
  • 2023年5月8日から新型コロナウイルスが「5類感染症」に移行し、様々な規制が緩和されたタイミングでインターモールド名古屋(2023)は開催された
  • インターモールド名古屋(2023)の来場者数は戻りつつあるものの、新型コロナウイルス発生前と比較しても来場者が少なかったと考えた


編集長コメント

東京については新型コロナウイルスの「5類感染症」移行前の開催ですが、2019年と比較して来場者が戻ったと考えられる結果でした

一方、2023年から3日間開催(水~金)になった名古屋は、新型コロナウイルスの「5類感染症」移行後の開催でしたが、2019年と比較しても来場者が完全に戻ったといえない結果でした

来場者が少なかった理由として、インターモールド名古屋は工作機械メーカー、切削工具メーカーの出展が少なく、ツーリングメーカーは出展がありませんでした
また、インターモールド名古屋は機械要素技術展(東京)と開催期間が重なっていました。

開催期間を3日に変えたことは英断であったと思いますが、東京と大阪のように2年開催に変更し、主催者は出展社の誘致に力を入れるべきであると感じました。

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執筆者情報

hattori


本記事はタクミセンパイの服部が執筆・編集しました。

私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。

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