
インターモールド2025(INTERMOLD)の来場者数を前回との比較データとあわせて知りたいと困っていませんか。
この記事を書いた私は工具メーカーでの営業・マーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
2015年からインターモールドに7回参加してきた視点から本記事を執筆しました。
本記事では東京で開催された金型の展示会「インターモールド」の来場者数データと会場レポートをまとめています。
この記事を読むことで、前回との比較データとあわせてインターモールド2025の開催実績を知ることができます。
インターモールド2025の来場者数は2019年と比較して来場者が2.64%減った41,461人であり、新型コロナウイルス発生前と同等の来場者数となりました。


インターモールド2025の来場者数と会場レポート

2025年のインターモールドは東京で開催されました。
インターモールドについて詳しくは「【2025年】インターモールドの基本から最新情報まで徹底解説」をご覧ください。
本記事ではインターモールドについて来場者数と会場レポートをまとめています。
インターモールド2025(東京)結果・実績

展示会概要
名称 | インターモールド 2025(第36回金型加工技術展) 金型展2025/ 金属プレス加工技術展2025 |
会期 | 2025年4月16日(水)〜18日(金) |
会場 | 東京ビックサイト |
インターモールド2025(東京)来場者数
2025年4月16日(水)~18日(金)に開催されたインターモールド2025の来場者数(金型展2025・金属プレス加工技術展2025・AM EXPO2025含む)を2019年(東京)と2023年(東京)とあわせて下記にまとめました。
2019年 (東京) | 2023年 (東京) | 2025年 (東京) | |
1日目 (水) | 8,917人 | 8,834人 | 11,596人 |
2日目 (木) | 10,191人 | 11,626人 | 13,741人 |
3日目 (金) | 14,114人 | 13,803人 | 16,124人 |
4日目 (土) | 9,363人 | 4,782人 | – |
合計 | 42,585人 | 39,045人 | 41,461人 |
2019年と2023年のインターモールドは4日間の日程で開催されており、今回東京会場として初めて3日間で開催されました。
新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド2019(東京)の来場者数合計は42,585人で、2025年(東京)は2019年と比較して来場者数が2.64%減った41,461人でした。
インターモールド1日目(水)~3日目(金)の各日程の来場者数は2025年が2019年を上回っています。
インターモールド2025(東京)出展メーカー
インターモールド2025(東京)に出展した工作機械メーカー(切削)、ツーリングメーカー、切削工具メーカーをまとめました。
工作機械メーカー(切削)
出展社名(五十音順) |
ゴーショー |
ファナック |
牧野フライス製作所 |
安田工業 |
ツーリングメーカー
出展社名(五十音順) |
MSTコーポレーション |
大昭和精機 |
切削工具メーカー
出展社名(五十音順) |
ジーベックテクノロジー |
大昭和精機 |
日進工具 |
MOLDINO |
ユニオンツール |
インターモールド2025(東京)会場レポート
4月17日(木)にインターモールド2025に参加し、会場で感じたことをレポートとしてまとめました。
会場内は熱気があり、いくつかの出展社に話を聞いたところ、来場者数は好調ということでした。
特別展示
今回、インターモールド2025の特別展示として、テスラ車「Model Y」の分解部品が展示されました。
公開の場でのテスラ車 分解部品展示はインターモールドが初とのことです。
特別展示エリアにはかなりの人が集まっており、熱心に部品を確認されていました。
分解されたEV部品を実際に観察できる施設・機会は少ないため、来場者にとって貴重な情報になったのではないかと思います。

特別講演
インターモールド2025では金型に関連した17の特別講演が提供されました。
現在プラモデルをつくる企画を検討しているため、勉強として特別講演「ガンプラの進化は金型の進化。工作機械が職人を猛追。人は逃げきれるのか?(3月17日13:00~14:00、講師:BANDAI SPIRITS)」に参加させていただきました。
企画については金型発信プロジェクト検討中!11月25日は記念日「金型の日」に詳細を掲載しています。
特別講演は事前登録制ですが、バンダイの講演には当日枠での参加を希望されて入口に長蛇の列ができていました。
立ち見で参加されている方も複数名いらっしゃいました。
事前情報にはなかったのですが、会場入口でガンプラがプレゼントされるというサプライズもあり、参加された方の満足度は非常に高かったのではと思います。
インターモールド2025の来場者数と会場レポートまとめ
- 新型コロナウイルスの影響を受けていないインターモールド2019(東京)の来場者数合計は42,585人で、2025年(東京)は2019年と比較して来場者数が2.64%減った41,461人だった
- インターモールド2025(東京)の来場者数は戻り、新型コロナウイルス発生前の開催状況になった
編集長コメント
3日間の日程で初めて開催された東京会場でのインターモールド2025は、新型コロナウイルス発生前と同等の来場者数となりました。
インターモールド2025では魅力的なセミナーの他、テスラ車「Model Y」分解部品展示など特別展示にも力が入っており、盛り上がりを感じました。
バンダイの特別講演における当日枠を求めた長蛇の列や立ち見での参加について、インターモールドではなかなか見られない光景であったため、かなり来場者の興味を惹いたのではないでしょうか。
特別講演の内容は、勉強になるだけでなく、金型に携わる方が勇気づけられるような素晴らしいものでした。
バンダイによるインターモールドの特別講演は、私が認識している範囲では初めてだと思いますが、好評だったと思います。
今回のような素晴らしい企画を見ると、今後のインターモールドに期待する人は増えると思いますし、次回もバンダイによる講演を求める声が多いのではないでしょうか。
次回2026年は大阪(2026年4月15日~17日)と名古屋(2026年5月20日~22日)での開催です。
名古屋の開催が5月で例年と異なるため注意です。
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執筆者情報

本記事はタクミセンパイの服部が執筆・編集しました。
私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。
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