可能な限りたくさんの旋削加工用のねじ切り工具メーカーを知りたい、さらに検討のためにオススメの企業を知りたいと困っていませんか。
この記事を書いた私は工具メーカーでの営業・マーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
旋削加工用の溝入れ・突切り工具をカタログ販売する切削工具メーカー*を調査し、網羅したリストを作成しました。
さらに中立的な立場としてアンケートを設計し、調査を実施しました。
本記事ではタクミセンパイが調査し、確認できた旋削加工用のねじ切り工具メーカー*21社の一覧と、切削工具ユーザーのアンケート調査結果から作成したユーザー人気ランキングを紹介しています。
この記事を読むことで、日本国内の旋削加工用のねじ切り工具メーカー*を幅広く知ることができ、旋削加工用のねじ切り工具探しの参考にすることができます。
旋削加工用のねじ切り工具は使用率12位の切削工具で41%の切削工具ユーザーが利用しており、メーカー*の数は21社です。
*海外製品の日本代理店やオリジナル切削工具を扱う商社も含まれており、全ての会社がメーカーではありませんが、こちらの記事では全てメーカーと表現しております。
旋削加工用のねじ切り工具メーカー21社一覧とランキング
旋削加工用のねじ切り工具とは
工具名 | ねじ切り工具(thread turning tool) |
加工分類 | 旋削加工(ターニング) |
概要 | 旋削工具は旋盤で使用する切削工具です。旋盤で使用されるバイトという言葉は日本で生まれで、英語ではカッティングツールと呼ばれます。 |
旋削加工用のねじ切り工具の使用率
全体の何%の切削工具ユーザー(工作機械で切削加工されている方)が旋削加工用のねじ切り工具を利用しているか把握するために、アンケートを実施しました。
100名の切削工具ユーザーに普段利用している切削工具をアンケートで回答いただいた結果が下記となります。
1位:ドリル(90%)
2位:エンドミル(83%)
3位:タップ(78%)
4位:リーマ(75%)
5位:面取りカッター(74%)
6位:旋削加工用の内径・外径工具(61%)
7位:フェイスミル(60%)
8位:旋削加工用の溝入れ・突切り工具(52%)
9位:ボールエンドミル(49%)
10位:ボーリング(48%)
11位:Tスロットカッター(42%)
12位:旋削加工用のねじ切り工具(41%)
13位:サイドカッター(27%)
14位:スレッドミル(22%)
旋削加工用のねじ切り工具は使用率12位の切削工具で、41%の切削工具ユーザーが利用していることがわかりました。
旋削加工用のねじ切り工具メーカー21社一覧
タクミセンパイが調査し、確認できた旋削加工用のねじ切り工具メーカー21社の一覧がこちらです。
- イスカルジャパン株式会社
- 京セラ株式会社
- グーリングジャパン株式会社
- ケナメタルジャパン株式会社
- 有限会社桜井産業
- サンドビック株式会社
- 株式会社三和製作所
- 住友電工ハードメタル株式会社
- セコ・ツールズ・ジャパン株式会社
- 有限会社曽根田工業
- 株式会社タンガロイ
- テグテックジャパン株式会社
- 株式会社東洋ドリル
- 株式会社日進
- 日本特殊陶業株式会社
- ノガ・ウォーターズ株式会社
- 株式会社ハイカット
- BIG DAISHOWA株式会社
- 有限会社マイツール
- マパール株式会社
- 三菱マテリアル株式会社
タクミセンパイで確認できている切削工具メーカーの数として、旋削加工用のねじ切り工具は9番目に多いです。
切削工具の種類 | メーカー数 |
エンドミル | 61社 |
ドリル | 48社 |
面取りカッター | 48社 |
ボールエンドミル | 47社 |
リーマ | 36社 |
旋削加工用の内径・外径工具 | 27社 |
フェイスミル | 24社 |
旋削加工用の溝入れ・突切り工具 | 23社 |
旋削加工用のねじ切り工具 | 21社 |
Tスロットカッター | 17社 |
サイドカッター | 16社 |
タップ | 16社 |
スレッドミル | 14社 |
ボーリング | 13社 |
旋削加工用のねじ切り工具メーカー21社のユーザーランキング
タクミセンパイでは切削工具ユーザー(工作機械で切削加工されている方)にアンケートを依頼し、旋削加工用のねじ切り工具メーカーのランキングを作成しています。
旋削加工用のねじ切り工具メーカー21社のTOP5は下記となりました。
1位:京セラ
2位:タンガロイ
3位:サンドビック
4位:イスカルジャパン
5位:三菱マテリアル
旋削加工用のねじ切り工具メーカーのランキング作成の仕組みや切削工具ユーザーの評価情報については、「旋削加工用のねじ切り工具メーカー21社のユーザーランキング」をご確認ください。
バリの発生に困っている切削工具
株式会社ジーベックテクノロジーと共同で、「最もバリの発生に困っている切削工具について」アンケート調査を実施しました。
詳しくは「バリの発生に困っている切削工具ランキング」に記載しています。
88名の切削工具ユーザー(工作機械で切削加工されている方)に14種類の切削工具の中から1種をアンケートで回答いただいた結果が下記となります。
1位:ドリル
2位:エンドミル
3位:旋削加工用のねじ切り工具
4位:タップ
5位:面取りカッター
6位:Tスロットカッター
6位:旋削加工用の内径・外径工具
8位:フェイスミル
9位:サイドカッター
9位:リーマ
11位:旋削加工用の溝入れ・突切り工具
11位:ボーリング
13位:スレッドミル
13位:ボールエンドミル
旋削加工用のねじ切り工具はバリの発生に困っている切削工具3位でした。
旋削加工用のねじ切り工具メーカー21社一覧とランキングまとめ
- 旋削加工用のねじ切り工具は使用率12位の切削工具で、41%の切削工具ユーザーが利用している
- タクミセンパイで確認できている旋削加工用のねじ切り工具メーカーの数は21社で9番目に多い
- 旋削加工用のねじ切り工具はバリの発生に困っている切削工具3位
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執筆者情報
本記事はタクミセンパイの服部が執筆・編集しました。
私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。
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