X(旧Twitter)を運用しているが、継続的な投稿ができず困っていませんか。
この記事を書いた私は工具メーカーでの営業・マーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
情報発信の1つとしてXの運用に力を入れ、2022年から毎日投稿を続けている経験から本記事を書きました。
本記事ではXで毎日投稿を続けるためのコツとネタを8つ紹介しています。
この記事を読むことで、毎日のネタに困らず、継続的な投稿でフォロワー数を増やすことができます。
X(旧Twitter)で毎日投稿を続けるためのコツとネタ8選
「バズりに頼らずX(旧Twitter)フォロワー1000人を達成する7つのポイント」で紹介したポイントの中で、最も重要なのが「毎日投稿する」です。
ただ、毎日投稿は「ネタを考える自信がない」「継続できる自信がない」とハードルが高いと感じられている方が多いと思っています。
毎日投稿を続けるコツとしては、型を決めることで投稿内容を検討・作成しやすくなります。
また、投稿のネタとして下記8つの方法を紹介します。
- メディアについて投稿する
- 記念日について投稿する
- 成果について投稿する
- 失敗について投稿する
- イベントについて投稿する
- 行事について投稿する
- アンケートをとる
- 予告する
コツとネタ8選について詳しく解説しています。
はじめに:毎回頑張る必要はない
毎日投稿を始めるにあたり、毎回「いいね!」やリポストをたくさんもらえる内容を目指すのは大変ですし、長続きしません。
「たまに反響のある内容の投稿ができるといいな」くらいの気持ちで、まずは毎日投稿を続けることを目標に挑戦してみましょう。
投稿するにあたり、「バズりに頼らずX(旧Twitter)フォロワー1000人を達成する7つのポイント」で紹介した下記5つのポイントも意識してみましょう。
下記ポイントとあわせて実践することで、フォロワー数増加が期待できます。
- 効果的な時間に投稿する
- アカウントに関連した投稿をする
- 有益な情報を提供する
- 宣伝ばかりの投稿をしない
- 不満や傷つける投稿をしない
コツ:型を決めて投稿する
「【インタビュー】しぶちょーさんに聞く工作機械の今」でお世話になった、「しぶちょー技術研究所」を運営するしぶちょーさんが書かれているTwitterに関する記事「1年間で学んだTwitterでの情報発信の”コツ”」を参考にさせていただきました。
しぶちょーさんは技術系ブログを運営され、Xのフォロワー数は6000人を超えています。
フォロワー数6000人の方が解説されるXにおける情報発信のコツは、信憑性があって非常に参考になります。
しぶちょーさんのXのコツは、投稿の型を決めることで投稿内容を検討・作成しやすくなるといった方法です。
具体的には下記3つの型を使い分けます。
- 情報発信型
- 共感型
- 問いかけ型
3つの型を実践して、自分が得意な型で、かつ「いいね!」をたくさんもらえる投稿方法を見つけましょう。
情報発信型
情報発信型とは、フォロワーにとって有益な情報となるニュースに自分なりの一言を加えて投稿する、自分が知っている技術や学んだことについて投稿する、自分の体験談を投稿するなどが該当します。
ニュースにコメントを加えた投稿は誰でも簡単にできる方法の1つです。
体験談はオリジナリティをつけやすい投稿方法で、140文字でうまくストーリーを伝えられるかがポイントになります。
共感型
あるあるネタの投稿です。
フォロワーに共感してもらいやすいネタを選ぶことができるかがポイントになります。
しぶちょーさんによると、共感型に関してはネガティブな内容の方が反応が良いとのことで、不快にならない内容での投稿にも挑戦してみましょう。
問いかけ型
アカウント運営者が欲しい情報をフォロワーに問いかける方法です。
自分自身の情報収集にもなりますし、同じ情報を探している人にとっても有益な情報になります。
ネタ1. メディアについて投稿する
自分が情報収集に活用しているメディア(専門誌や業界新聞)について投稿してみましょう。
「コツ:型を決めて投稿する」情報発信型の活用例です。
取り上げるメディアは、自分のアカウントに関連したものである必要があります。
同じ媒体を読んでいる読者の共感を得ることができますし、投稿で初めてメディアを知った人にとっては有益な情報となります。
例えば、私は「生産財マーケティング」を年間購読しているので、その特集内容と自分の気づきや感想とあわせて毎月投稿しています。
注意点として、専門誌や業界新聞の中身をそのまま公開するのは違法なので、写真を撮るなら表紙にしておきましょう。
また、下記は切削工具メーカーがTVに出演することを告知した投稿です。
有名なメディアに関する投稿は、興味をもってもらえる可能性が高いです。
ネタ2. 記念日について投稿する
投稿日に関連する記念日について投稿してみましょう。
「コツ:型を決めて投稿する」情報発信型の活用例です。
自分のアカウントに関連した記念日であることが望ましいです。
例えば、切削加工業界に関連性の高い金型について、11月25日「金型の日」に投稿したのが下記です。
参考に、私のアカウントと関連性が高い記念日として、下記をリストアップしています。
日付 | 記念日名 |
5月9日 | 工具の日 |
5月20日 | 電気自動車の日 |
6月1日 | ねじの日 |
6月25日 | 無事故の日 |
7月5日 | 切削工具の日 |
8月7日 | 機械の日 |
8月10日 | バリ取りの日 |
11月8日 | 刃物の日 |
11月25日 | 金型の日 |
12月1日 | 鉄の日 |
12月17日 | 飛行機の日 |
業界に関連しない記念日に、業界ネタを絡めてみるパターンもあります。
下記はバレンタインデーにネジを絡めてみました。
ネタ3. 成果について投稿する
成果について投稿してみましょう。
「コツ:型を決めて投稿する」情報発信型の活用例です。
多くのアカウントで実施されているのが、フォロワー数の達成を報告する投稿です。
また、下記はプレスリリースサービスのPR TIMESを使ってみた感想と成果を発信した投稿です。
ネタ4. 失敗について投稿する
失敗について投稿してみましょう。
「コツ:型を決めて投稿する」情報発信型の活用例です。
自分の失敗に関する発信は、フォロワーにとって有益な情報になります。
失敗は知られたくないと思う人が多く、世の中の情報発信は圧倒的に成功に関するものであるため、失敗に関する情報は貴重で興味をもってもらえます。
下記はブログで失敗した内容とその対策についての投稿です。
また、失敗を報告することで、応援したくなる気持ちを掻き立てることも可能です。
ネタ5. イベントについて投稿する
開催直前、開催中のイベントについて投稿してみましょう。
「コツ:型を決めて投稿する」情報発信型の活用例です。
イベント開催直前と会期中はその業界への関心が高まっており、その盛り上がりに便乗して投稿することで、通常よりたくさん「いいね!」をもらうことができます。
もちろん、自分のアカウントに関連したイベントである必要があります。
例えば、切削加工業界の中で大きな展示会であるMECT開催にあわせて投稿したものが下記です。
ハッシュタグをつけることでイベント運営者に見つけてもらいやすくなり、運が良ければ「いいね!」やリポストしてもらって拡散を狙うことができます。
ネタ6. 行事について投稿する
皆が共感できる年間行事について投稿してみましょう。
「コツ:型を決めて投稿する」共感型の活用例です。
下記は新入社員の研修に関して投稿したものです。
ネタ7. アンケートをとる
X(旧Twitter)のアンケート機能を活用してみましょう。
「コツ:型を決めて投稿する」問いかけ型の活用例です。
アンケートの結果がフォロワーにとって興味のある内容で実施することをオススメします。
単純な投稿より、アンケートであれば結果を見たくなる気持ちを掻き立てることができます。
下記では、「普段、どの時間帯にTwitterをよく見ていますか」という誰でも回答可能な内容でアンケートを実施しています。
ネタ8. 予告する
公開前の情報を予告することで、1つの情報に関して2度投稿ができます。
例えばブログの公開前日に予告をすることで、ブログ記事の認知を高めることもできます。
編集長コメント
「X(旧Twitter)で毎日投稿を続けるためのコツとネタ8選」いかがでしたか。
会社を知ってもらう、製品やサービスを知ってもらう、SNSを通じて顧客・同業者と繋がる上で、X(旧Twitter)は有効であると考えます。
また、Xを活用することで、展示会期間中のブース来場を促せるなどの成果もたくさん確認しています。
切削加工業界におけるTwitterによる情報発信は活発化しており、この記事を参考にフォロワーを増やしてもらえれば嬉しいです。
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執筆者情報
本記事はタクミセンパイの服部が執筆・編集しました。
私は工具メーカーでの営業とマーケティングの経験を活かし、切削工具と切削加工業界に特化した専門サイト「タクミセンパイ」を2020年から運営しています。
私(服部)の実績や経歴については「運営について」に記載しています。
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