ブログ

ウィズコロナ時代の展示会:MECT2021

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
タクミセンパイを運営している服部です。

2021年10月20日(水)~23日(土)にポートメッセなごやで開催されたメカトロテックジャパン2021(以下、MECT2021と表記)に参加し、ウィズコロナ時代のリアル展示会について書きました。

この記事を読んでほしい人

  • 新型コロナウイルスの展示会への影響を知りたい
  • ウィズコロナ時代のリアル展示会について知りたい

はじめに

私が新型コロナウイルス発生前の2019年に参加した展示会は下記の3つです。
・インターモールド2019(2019年4月17~20日 / 東京ビックサイト 青海展示棟)
・MECT2019(2019年10月23~26日 / ポートメッセ名古屋)
・国際ロボット展2019(2019年12月18~21日 / 東京ビックサイト)

国際ロボット展2019から16か月、新型コロナウイルス発生後初めての展示会としてインターモールド2021(4月)に参加して現場で感じたことを書いています。

インターモールド2021から6ヶ月、新型コロナウイルス発生以降のリアル展示会として、最大規模で開催されるMECT2021に参加し、現場で感じたことを書きました

2020年のイベントに対する影響

coronavirus-1

2020年の新型コロナウイルス関連ニュースと、イベントに対する影響についてまとめてみました。(2020年当時の状況は、「切削加工業の2020年振り返り」に詳しく記載しています。)

1月15日:国内初の新型コロナウイルス感染者確認

2月28日:イベント自粛要請

4月7日:7都府県に緊急事態宣言発令

4月15日~18日:インターモールド2020中止
インテックス大阪で開催予定だった、インターモールド2020(第31回金型加工技術展)、金型展2020、金属プレス加工技術展2020が中止となる。

4月16日全国に緊急事態宣言発令

5月14日:39県の緊急事態宣言解除

5月21日:大阪・京都・兵庫の緊急事態宣言解除

5月25日:首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言解除

7月15日~18日:インターモールド名古屋中止
ポートメッセなごやで開催予定であったインターモールド名古屋、金型展名古屋、金属プレス加工技術展名古屋が中止となる。

10月5日~16日:インターモールドオンライン開催
インターモールド/金型展/金属プレス加工技術展オンラインが開催された。517社・団体が出展。

11月16日~27日:JIMTOF Online開催
JIMTOF Onlineが開催された。世界8カ国・地域から393社(国内369社、海外24社)が出展。

12月7日~12日:JIMTOF2020中止
東京ビックサイトで開催予定であったJIMTOF2020(第30回国際工作機械見本市)が中止となる。

新型コロナウイルスの影響で、インターモールド2020(東京)、インターモールド名古屋、JIMTOF2020が中止になりました。

MECT2021開催時のコロナ

MECT2021は2021年10月20日(水)~23日(土)にポートメッセなごや(愛知県)で開催されています。

2021年1月1日(金)~10月23日(土)の全国と愛知県の新型コロナウイルスの感染者状況をグラフにしました。
感染者数の増減について、全国と愛知県でほぼ同じ動きをしています。

画像

MECT2021開幕前日の10月19日(火)の新型コロナウイルス感染者数は全国が372名、愛知県が15名でした。
10月17日(日)~23日(土)1週間の全国の感染者数は、2021年で最も少なく(2021年10月25日時点で)、ベストなタイミングでの開催でした

4回目の緊急事態宣言(2021年7月12日~9月30日)と、ワクチンの接種が進んだことなどが、感染者数の減少につながったと考えられます。(感染者減少の正確な理由は特定できていないようですが)

感染者数が全国的に減少していたため、これまで展示会の視察を控えていた方も、遠方から多く参加されたのではないでしょうか

MECT2021の来場者データ

10月20日(水)~23日(土)に開催された、MECT2021の来場者数は下記となっております。

MECT2021来場者数
(MECT2019来場者数)
10月20日()14,255人
(16,250)
10月21日(木)15,897人
(19,948)
10月22日(金)23,675人
(26,653)
10月23日(土)15,102人
(27,393)
合計68,929人
(90,244)

新型コロナウイルスの影響を受けていないMECT2019の来場者数合計は90,244人で、2021年は前回から来場者数が23.6%減った68,929人でした

4月に東京で開催されたインターモールド2021が、2019年と比較して来場者数が74%減った結果と比べると、通常通りに戻ってきているように感じます。
また、MECT2019実績で海外の来場者は1,000名程度であるため、来場者の減少に海外はほとんど影響していないと考えられます。

例年通り、金曜日が最も来場者数が多いという結果でした。
土曜日の来場者数は他の曜日と比較して例年以上に少なく、前回から44.9%減少しています。
これまで土曜日はプライベートでの参加や、家族連れの参加が多い傾向にあったため、これらの層の参加が減少したのではと予測します。

新型コロナウイルスの感染予防策のために小間数が例年より1割少なく、かつ来場者数が前回から23.6%減ってることから、密を避けて最大規模で開催できたと考えられます。

MECT2021の現場の様子

主催社の取り組み

新型コロナウイルスの感染防止策が、MECT2021の公式サイトに掲載されていました。

画像

会場入口には複数人の体温を一斉に測定できる検温システムが設置され、警備員が来場者の体温に異常がないかモニターで確認する方法が採用されていました。
そのおかげで、1人ずつ検温する方法と比べてスムーズに入場することができました。

また、今回は事前来場登録推奨だったため、配られるホルダーに持参した入場証を差し込めば入場できるようになっており、比較的スムーズに人が流れているという印象でした。

会場に4時間ほどいましたが、出展者も来場者もマスクの装着を徹底しており、安心できる空間でした。

新型コロナウイルスの感染予防策としてスペースや通路を確保するため、小間数を例年より1割削減されていることもあり、安心して参加できる環境でした。

出展社の取り組み

出展社のブースについて、比較的ブース内の通路にゆとりがあり、人との接触を気にせず商談できるように工夫されていると感じました。

MECT2019では出展者やコンパニオンがブース前で声かけをして、カタログや手提げ袋、ノベルティなどを配布していましたが、ほとんど実施されていませんでした
大型のバックはカタログや配布物を入れるのに便利で毎回重宝していましたが、エコの関連からも今後縮小していくかもしれません

出展者のブース前での声かけがほとんどなかったため、何をしている会社なのか、ブースの装飾や展示物から判断しなければならず、ブースのメッセージがこれまで以上に重要だなと感じました

会場について

MECT2021の会場であるポートメッセなごやは、館内に元々座れるスペースが少ないのですが、新型コロナウイルスでソーシャルディスタンスを確保すると座れる人数が半分以下になるため、休憩しにくいと感じました。

ポートメッセなごやは現在改修が進んでおり、新第1展示館とコンベンション施設が2022年に完成予定です。
次回のMECT2023では新第1展示館とコンベンション施設が利用できる想定ですので、館内休憩エリアが増えるといいなと思っています。

リアル展示会に参加した感想

今回、来場者として参加しましたが、ウィズコロナ時代においてもリアル展示会は対策さえすれば問題なく開催できると感じました。

声を発するフェスや飲食のイベントと異なり、マスクをした状態で最低限の声量で商談は可能で、基本1対1なので安全だと思いました。

出展社としては、ブースに大きな文字で何をしている会社かわかるメッセージを書いたり、短い動画を音声付きで流すなど、声かけしなくてもブースに人が入ってくる仕組みが重要であるとわかってきました

まとめ

  • MECT2021が開催された10月20日(水)~23日(土)の新型コロナウイルスの感染者状況は、2021年で最も感染者数が少ない週で、ベストなタイミングでの開催となった
  • 全国的にも感染者数が少なかったため、出張して参加した方も多かったと考えられる
  • MECT2019では出展者やコンパニオンがブース前で声かけをして、カタログや手提げ袋、ノベルティなどを配布していたが、今回はほとんど実施されていなかった
  • 出展者の呼び込みがなかったため、何をしている会社なのか、ブースの装飾や展示物から判断しなければならず、ブースのメッセージが今まで以上に重要であると感じた
  • MECT2019の来場者数の合計は90,244人で、2021年は2019年と比較して23.6%減った68,929人だった
  • 土曜日の来場者数は他の曜日と比較して例年以上に少なく、前回から44.9%減少。これまで土曜日はプライベートでの参加や、家族連れの参加が多い傾向にあったため、これらの層の参加が減少したのではと予測
  • 新型コロナウイルスの感染予防策のために小間数が例年より1割少なく、かつ来場者数が前回から24%減ってることから、密を避けて最大規模で開催できたと考えた
  • マスクをした状態で最低限の音量で商談は可能なので、ウィズコロナ時代においてもリアル展示会は対策すれば実現可能と感じた

関連記事

Copyright ©  2020 タクミセンパイ. All Rights Reserved.