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【切削工具に特化したイベント】切削工具フェス2022について解説

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」を運営する、編集長の服部です。

本記事では、「切削工具フェス2022」について解説しています。

【記事の信頼性】
本記事を書いた私は、2014年から切削加工業界に携わり、2020年から「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」を運営しています。

工具メーカーで営業として500社以上の切削加工ユーザーに訪問し、技術支援をさせていただきました。
また、マーケティングとして展示会とイベントの企画・運営、カタログとWEBサイトの大型リニューアルプロジェクト、ブランディングプロジェクトを経験しました。

営業とマーケティングの経験をもとに、切削加工業界で働く皆さまに向けて本記事を執筆しています。

切削工具フェス開催の背景

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「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」は7月5日を「切削工具の日」に制定しました。日本記念日協会認定)
「切削工具の日」については、「タクミセンパイが7月5日を「切削工具の日」に制定」で詳しく説明しています。

「切削工具の日」を制定した理由は、切削加工業界の変革と活性化、情報の入手が不利な中小企業や若手人材の支援に取り組むためです。

その取り組みの1つとして、切削工具に特化したイベント「切削工具フェス2022」を7月1日(金)~31日(日)にオンラインで開催いたします。

7月にイベントを開催するのは、7月5日が「切削工具の日」であることが理由の1つです。
もう1つの理由は、切削加工業界のイベントは気候の関係から春と秋に集中しており、1~2月と7~8月がイベント空白期間となっていることから、夏を盛り上げるイベントにしたいと思ったからです。

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夏はリアルイベントだと気候の関係で開催するのが難しいですが、オンラインイベントであれば実現可能だと思っています。

切削工具フェスは何をするのか

新型コロナウイルスの影響で、リアルイベントの開催が困難な時期がありました。
そのため、リアルでやっていた展示会やセミナーをオンラインに置き換えたイベントが増え、今では一般的になりました。

ただ、個人的に製造業は現物重視なところがあり、リアルでやっていたことをオンラインに置き換えたイベントでは、参加者は満足してもらえないと考えています。
そのため、切削工具フェスはオンライン開催を前提したイベント内容で、参加者に満足してもらおうと考えています。

切削工具フェスは「切削工具について競う・繋がる・得するをコンセプトとし、期間内に下記5つのイベントを実施いたします。

  1. 切削工具改善コンテスト(競う)
  2. 切削工具SDGsコンテスト(競う)
  3. 切削加工業界基礎セミナー(繋がる)
  4. 切削工具フェス連動キャンペーン(得する)
  5. 切削工具大規模調査(得する)

1. 切削工具改善コンテスト(競う)

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切削加工ユーザーの皆様を対象として、切削工具の改善に関するコンテストを開催いたします。

ユーザーやメーカーの方へのインタビューより、切削工具を改善しても会社で評価されないという不満をお聞きします。
また、評価されないどころか、上司や取引先の承認を取る手間や、改善しても値下げを依頼されるので検討する気が起きないという話も聞いたことがあります。

一方で、欧州では切削工具の改善が担当者の評価につながるため、積極的に生産性が向上する切削工具へ変更するための比較・検討が進んでいます
こちらについては「【インタビュー】イスカルに聞く日本と海外の切削工具市場」で触れています。

日本が欧州のような文化に変わるのはかなりの時間を要すると思います。
そこで、切削工具の改善がもっと評価される社会にしたいという想いで、切削工具の改善を競うコンテストを開催し、タクミセンパイが頑張るユーザーの皆様を表彰させていただきます。

今年は下記3つの賞をご用意しました。

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「タクミセンパイ大賞」は、今回の切削工具改善コンテスト2022の総合賞です。
切削工具の改善について、どれだけ生産性が向上できたかの定量的な情報と、担当者の想いなどの定性的な情報から、1位の会社・担当者を決定いたします。
訪問インタビューを実施し、受賞会社名と受賞担当者名を公開いたしますので、会社の技術力PRや採用に貢献できると思います。

「匿名大賞」は、実力は持っているものの、会社や取引先との関係で会社名や名前を出すことが難しい方に向けた賞です。
唯一、匿名での参加が可能となっています。(公開はしませんが、申込時に身分確認として会社名とお名前は提供いただきます)
実力は持っていて、今までそれを評価につなげることができなかった皆様を表彰いたします。

最後が「金型の工具改善賞」です。
金型加工に使う切削工具の改善について表彰いたします。
7月にインターモールド名古屋(2022)が開催されていますので、金型に関しても盛り上げることにつながればと思っています。

応募に関する情報は下記となっています。

応募対象2022年1月1日(土)~7月31日(日)の期間に実施した切削工具の改善
応募期間2022月7月1日(金)~7月31日(日)
結果発表2022年8月下旬(予定)

切削工具改善コンテスト2022 特設ページ

2. 切削工具SDGsコンテスト(競う)

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切削加工ユーザーの皆様を対象として、切削工具を通じたSDGsに関するコンテストを開催いたします。

SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」は、再研磨と関連性が高い目標であると考えます。
そして、目標12のターゲット12.5は、 「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する」となっています。

つまり、切削工具を再研磨して再利用することは、ユーザーにとってコストメリットがあるだけでなく、持続可能な社会の実現に貢献できるともいえます。

また、超硬工具の約90%はレアメタルであるタングステンで構成されており、これらの資源を有効活用することにもつながると考えています。

タングステンは埋蔵・鉱石生産・製錬工程が特定国(中国の割合が高い)に偏在し、日本は全量を輸入に依存していることから、供給リスクが高いという課題があります。
また、タングステンは代替可能性が低く、切削工具の再研磨による有効活用と国内リサイクル率の向上が必要とされています。

SDGsの達成およびレアメタルの有効活用を促進するために、切削工具を再研磨・改造して、何回再利用できるかを競うコンテストを開催いたします。

コンテストに参加した企業名を公開させていただきますので、貴社のSDGsの取り組みとして活用いただければと思います。

応募に関する情報は下記となっています。

応募対象2022年1月1日(土)~7月31日(日)の期間に実施した切削工具の再研磨・改造
応募期間2022月7月1日(金)~7月31日(日)
結果発表2022年8月下旬(予定)

切削工具SDGsコンテスト2022 特設ページ

3. 切削加工業界基礎セミナー(繋がる)

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2020年以降に入社された方は、新型コロナウイルスの影響で展示会が中止・オンライン化し、直接人と会えないこともあり、情報収集に苦労されていると思います。

そんな情報収集が十分にできず苦労している皆様を対象として、無料でセミナーを開催します。
参加資格は2020年以降に入社された切削加工ユーザー、機械工具販売店、切削工具メーカー、工作機械メーカー、その他切削加工業界関連の皆様です。

タイトルは「切削加工業界基礎セミナー」で、業界誌や業界新聞では学べない、切削加工業界で働く上で知っておきたい基礎知識をお伝えしたいと思っています。

参加特典として、セミナー後に参加者同士が繋がれるコミュニティに招待いたします。(まずは匿名で参加可能なLINEのグループを予定)
同世代の参加者同士で、意見交換や情報交換をしていただければと考えております。

2022年5月以降に申し込みを開始しますが、現在下記の内容を公開しています。

開催日2022年7月5日(火)
開催時間リアルタイム開催:8:00~9:00(予定)
2022年7月5日9時より、12時間限定で申込者を対象にアーカイブ配信(予定)
参加条件2020年以降に入社された下記の方
・切削加工ユーザー
・機械工具販売店
・切削工具メーカー
・工作機械メーカー
・その他切削加工業界関連の方

情報収集に苦労された2020年以降に入社された皆様の活躍のために、本セミナーを通じて少しでもサポートできればと思っています。
講師は切削工具の情報サイトを運営しております、服部が担当させていただきます。

上記参加条件を満たされていない方で、こちらのセミナーに興味を持っていただける方がいらっしゃるかと思います。
そんな皆様に対しては、2022年10月頃に同様の無料セミナーを実施したいと考えていますので、決定次第ご案内いたします。

4. 切削工具フェス連動キャンペーン(得する)

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「切削工具の日」の取り組みに賛同いただいた企業の皆様と、切削工具フェスを盛り上げる連動キャンペーンを開催させていただきます。

お得なキャンペーンが用意されていますので、この機会にぜひご活用ください。

また、連動キャンペーンに参加されたい企業の方はお問い合わせよりご連絡ください。参加は無料です。

5. 切削工具大規模調査(得する)

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切削工具に関する大規模調査を実施、その内容を公開いたします。
全ての方に参加資格があり、5分程度で完了する簡単なアンケートを予定しています。

調査に協力いただいた皆様に、切削加工業界のトレンドなどをまとめた資料をプレゼントしたいと考えています。
メーカー、機械工具販売店、切削加工ユーザーの皆様にとって役立つ情報をご提供します。

調査開始は6月以降に実施予定です。

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