オリジナル記事

【情報発信】100記事投稿してわかったこと【BtoBオウンドメディア運営】

切削工具と切削加工業界の情報を発信するポータルサイト「タクミセンパイ」をご覧いただきありがとうございます。
当サイトを運営する編集長の服部です。

本記事では「切削工具と切削加工業界というニッチ領域でオリジナルの記事を毎週1記事以上投稿し続け、100記事書いてわかったこと」について書いています。
「情報発信に悩む企業(特にBtoBの製品・サービスを扱う企業)のサイト運営に参考」となる記事を目指して執筆しました。

【記事の信頼性】
本記事を書いた私(服部)は2014年から切削加工業界に携わり、2020年から「タクミセンパイ」を運営しています。

工具メーカーで営業として500社以上の切削工具ユーザー(工作機械で切削加工されている方)に訪問し、技術支援をさせていただきました。
また、マーケティングとして展示会とイベントの企画・運営、カタログとWEBサイトの大型リニューアルプロジェクト、ブランディングプロジェクトを経験しました。

営業とマーケティングの経験をもとに、切削加工業界で働く皆さまに向けて本記事を執筆しています。

タクミセンパイでは毎週火曜日に切削工具や切削加工業界に関する記事を更新し続けています。

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100記事達成

2020年12月22日に「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」を公開し、週に1記事以上のオリジナル記事を投稿し続けてきました。

その結果、2022年8月30日に100記事を達成しました。

記事投稿を開始した時は、切削工具と切削加工業界をテーマに何記事書けるか、不安でした。
ただ、いざ始めてみると、書きたいテーマがどんどん見つかり、100記事まで続けることができました。

今回は100記事まで投稿し続けて気付いた下記について紹介しています。

  • 記事を書くべき理由
  • テーマに沿った投稿
  • 100記事とSEOの効果
  • 習慣化
  • 企業での継続的な記事投稿の難しさ
  • 記事投稿とTwitter


記事を書くべき理由

本サイトはBtoB製品である切削工具を中心に情報を発信しているため、目的はアフィリエイトなどの収入ではなく、記事投稿によるサイト認知度アップ、そして集客(SEO対策)です。

当初、オリジナル記事の重要性をそこまで考えずにサイトを公開しましたが、今ではサイト集客の80%以上が記事経由であり、その重要性を身をもって経験しました。

現在、オリジナル記事がタクミセンパイのオウンドメディアとして機能しており、サイトが提供するサービスの1つになりました。

製造業のBtoB製品・サービスを扱う企業の記事投稿は、サイトへの集客という視点でやるべきだと考えます。

また、記事投稿を続けていると、「記事を読んで仕事の参考になりました」という声もいただき、顧客とつながることができます。

テーマに沿った投稿

100記事のタグを集計してみました。
1つの記事に複数のタグがついています。

タグ名該当記事数
切削工具58
切削工具メーカー38
ツーリングメーカー13
バリ取り7
バリ取り工具メーカー10
再研磨5
コーティング2
オーダーメイド工具1
ソフトウェア2
工作機械17
展示会14
イベント1
メディア9
EC4
機械工具販売店5
SDGs1
タクミセンパイ関連9
切削工具の日2
切削工具フェス1
金型7
EV3
切削加工業界24
インタビュー13
レビュー5
まとめ7
振り返り4
ランキング24
推し工具1
新製品・イベント4
WEBサイト運用2

上記のタグのうち、タクミセンパイと関連性が特に高いのが「切削工具」「切削工具メーカー」「切削加工業界」です。

100記事のうち58記事を「切削工具」について書いており、切削工具の情報サイトとして脱線することなく記事が書けているなと思います。

記事は運営されているサイトの趣旨に沿ったテーマで記事を書く必要があり、脱線しないように気を付ける必要があります。

ネタに困った際に書きやすいテーマに逃げるのではなく、サイトにあったテーマを選び、かつ顧客が求めるキーワードで記事を書きましょう。

100記事とSEOの効果

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何記事書けばSEOの効果が出てくるのか。
おそらくこの答えはないと思います。

昔は100記事書けばSEOの効果があるという時代もあったようですが、今では100記事はスタートラインに過ぎないようです。

ただ、目標として100記事は今でも重要だと考えます。
その理由は下記2つです。

  • 100記事書けば記事の質が上がる
  • どのような記事が読まれるか傾向を掴むことができ、キーワード選定能力が向上する


私も書いているうちに、少しづつ書き方のコツを掴んできて、開始時と比べていい記事が書けるようになったと思います。
公開後にも、ほとんどの記事で細かいリライトをして、改善を続けています。

また、記事のタイトルがSEOとして狙いたいキーワードとなりますが、日々のアクセス数の確認で、キーワードの選定能力が向上します。
予想よりよく読まれている記事、思ったより読まれなかった記事もあり、反応を確認することで本当に必要な記事がわかってきます

習慣化

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記事投稿を続ける上で、習慣化は重要です。
私は毎週欠かさず火曜日朝に更新するという習慣で記事投稿を続けました。

更新を楽しみにされている方がいると想像し、習慣化することで100記事まで続けることができました

更新頻度は多い方がもちろんいいですが、まずは週に1記事投稿を目標とするのが良いと思います。
更新される週とされない週があると、定期的に見に来てくれる人を満足させることができないので、投稿日はできるだけ守りましょう

企業での継続的な記事投稿の難しさ

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100記事を書いてみて、企業における継続的な記事投稿は難しいなと感じました。

それは、記事を執筆・運営する担当者の評価と成果を結び付けるのが難しいためです。

まず、記事を書くのに慣れるまでには数か月かかるため、担当者の成長に時間がかかります
加えて、公開した記事のSEO効果が出て、検索上位に反映されるのに数ヶ月かかることから、実施した業務と成果にタイムラグがあります。

そのため、担当者は結果が出るのに時間がかかるため、評価の視点において業務の優先度を上げにくく、モチベーションが上がりません
そして担当者を評価する上司は結果が出ていないので、記事投稿を継続させるべきか判断するのが難しいためです。

記事投稿とTwitter

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タクミセンパイでは記事投稿だけでなく、Twitterでも情報を発信しています。

Twitterについては「バズりに頼らずTwitterフォロワー1000人を達成する7つのポイント」と「Twitterで毎日ツイートを続けるためのコツとネタ8選」という記事を公開しています。

サイト開設初期は、Twiiterで記事を宣伝し、サイトのアクセス数増加を狙っていましたが、TwitterとWEBサイトでは読者層が異なることに気づきました

そのため、Twitterから記事への無理な誘導はせず、それぞれの読者にあった情報発信をすることをオススメします。

編集長コメント

「100記事投稿してわかったこと」いかがでしたか。

記事を投稿し続けることは有効であることは100記事書いてわかりましたが、それを続ける体制・仕組みを作るのは難しいと感じました。

Twitterと記事執筆のどちらも担当している経験より、Twitterから記事のネタを見つけることができるため、同じ人が運用することをオススメします。

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