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【EV・半導体で需要増】JIMTOF2022に出展されたアルミ加工用の切削工具

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」を運営する、編集長の服部です。

本記事では、「JIMTOF2022に出展していた主要な切削工具メーカーにアルミ加工用の切削工具」を取材した内容についてまとめています。
「EVや半導体によって需要が増すアルミ加工に最適な切削工具の情報収集に役立ててもらえれば」と考えて記事を書いています。

同時に公開した「JIMTOF2022で聞いた切削工具メーカーの一押し新製品」とあわせて切削工具の情報収集に活用ください。

【記事の信頼性】
本記事を書いた私は、2014年から切削加工業界に携わり、2020年から「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」を運営しています。

工具メーカーで営業として500社以上の切削加工ユーザーに訪問し、技術支援をさせていただきました。
また、マーケティングとして展示会とイベントの企画・運営、カタログとWEBサイトの大型リニューアルプロジェクト、ブランディングプロジェクトを経験しました。

営業とマーケティングの経験をもとに、切削加工業界で働く皆さまに向けて本記事を執筆しています。

取材した切削工具メーカーについて

JIMTOF2022に出展していた主要な切削工具メーカー22社に対して、アルミ加工用の切削工具を紹介していただきました。

  • オーエスジー株式会社
  • 京セラ株式会社
  • 三菱マテリアル株式会社
  • 株式会社不二越
  • 住友電気工業株式会社
  • 株式会社タンガロイ
  • 日進工具株式会社
  • 株式会社日研工作所
  • ダイジェット工業株式会社
  • イスカルジャパン株式会社
  • 株式会社イワタツール
  • 株式会社彌満和製作所
  • ユニオンツール株式会社
  • ケナメタルジャパン株式会社
  • 株式会社MOLDINO
  • 岡崎精工株式会社
  • エフ・ピー・ツール株式会社
  • グーリングジャパン株式会社
  • 株式会社栄工舎
  • エムーゲ・フランケン株式会社
  • テグテックジャパン株式会社
  • BIG DAISHOWA株式会社


取材でお聞きした内容とカタログ(一部WEBサイトや展示会上のPOP)を参考にポイントを記載いたしました。

対象企業と掲載順は「ユーザーが選ぶJIMTOF2022注目の切削工具メーカーをランキングで紹介」のランキング結果を参考にしています。

オーエスジー株式会社

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製品名非鉄用DLCエンドミル
製品ポイント耐摩耗性と耐溶着性が高いDLCコーティングの採用により、溶着しやすい非鉄加工において工具寿命向上と加工安定化を実現したエンドミル。高能率でコストパフォーマンスが高い。

オーエスジー公式サイト

京セラ株式会社

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製品名高能率仕上げボアカッタ
製品ポイント大径深穴加工用のカッタ。独自のスパイラルビーム構造でクーラントの流れをコントロールし、適切な切りくず排出を実現。アルミニウム合金を採用することで軽量化と剛性を両立。高剛性微調整ユニット K-Boreにより、高い剛性と滑らかな調整機能を可能にした。

京セラ公式サイト(切削工具)

三菱マテリアル株式会社

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製品名アルミニウム合金加工用超硬エンドミル C-AL
製品ポイントアルミ合金から非鉄金属(銅合金・樹脂)まで幅広く対応したエンドミル。切れ味が鋭く、安定した加工を実現。

三菱マテリアル公式サイト(切削工具)

株式会社不二越

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製品名アルミ加工用 超硬深穴ドリル DLCドリルオイルホール
製品ポイント耐溶着性に優れたDLCコーティングを採用した、アルミ合金の高精度深穴加工用のドリル。工具剛性と切りくず排出性を両立した溝形状を採用。

不二越公式サイト

住友電気工業株式会社

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製品名非鉄金属加工用オーロラコートドリル マルチドリルMDA型
製品ポイント新DLCコーティング オーロラコートXと特殊なシンニングを採用し、高精度加工から高能率まで、幅広い使用領域に対応したドリル。

住友電気工業株式会社公式サイト(切削工具)

株式会社タンガロイ

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製品名TungSpeed Mill
製品ポイントアルミ加工用超高能率仕上げカッタ。新刃先調整機構により超多刃カッタを簡単にセッティング可能。

タンガロイ公式サイト

日進工具株式会社

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製品名アルミ加工用エンドミルシリーズ
製品ポイントアルミ加工に特化した刃形状で、びびりとバリを抑制するエンドミル。

日進工具公式サイト

株式会社日研工作所

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製品名超硬PFスペクトルリーマ
製品ポイントPFラジカルリーマにSPXコーティングを施した、アルミ・非鉄金属加工用リーマ。SPXコーティング(水素フリーDLC)を採用することで、ダイヤモンドに限りなく近いHV6000という高硬度を実現(従来DLCはHV3000程度)。膜厚1μm以下のため、切れ味を損なわず、滑りがよく密着性の高い皮膜が高能率加工を実現。

日研工作所公式サイト

ダイジェット工業株式会社

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製品名AL-SEE型エンドミル
製品ポイント約900アイテムをラインナップしたアルミ向けエンドミル。

ダイジェット工業公式サイト

イスカルジャパン株式会社

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製品名両面使い ポジ刃 アルミ加工用旋削工具 ALUPTURN
製品ポイント両面4コーナー使いのポジ切刃旋削加工用工具。ポリッシュ研磨されたすくい面により、低抵抗かつ構成刃先を抑制する。

イスカルジャパン:公式サイト

株式会社イワタツール

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製品名ヘリカル穴加工用エンドミル ドリミル
製品ポイントエンドミルのヘリカル加工に特化。加工速度を速めて量産にも使用可能。

イワタツール公式サイト

株式会社彌満和製作所

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製品名アルミ鋳抜き穴加工用スパイラルタップ ACHSP
製品ポイント鋳抜き穴へのめねじダイレクト加工が可能なタップ。加工時間を短縮し、コーティングにより耐摩耗性と耐チッピング性を向上させた。

彌満和製作所公式サイト


ユニオンツール株式会社

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製品名DLC銅・アルミ加工用
製品ポイント良好な切れ味と切りくず排出性を有する銅・アルミ加工専用エンドミル。独自の技術で硬度と潤滑性を高めたDLCを付与することで、長寿命加工を実現。

ユニオンツール公式サイト

ケナメタルジャパン株式会社

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製品名ステータ穴仕上げ用RIQリーマ
製品ポイント軽量化のために3D積層技術を適用したリーマ。刃の調整が楽な仕組みを採用。

ケナメタルジャパン:公式サイト

株式会社MOLDINO

製品名非鉄金属加工用コーティングシリーズ SD(S-DLC)コーティングシリーズ
製品ポイント新コーティングSD(S-DLC)によって、高硬度、高耐熱温度、高能率切削加工、超平滑、高耐凝着を実現。非コーティング超硬と比べて10倍以上の高能率切削加工を実現。アルミ合金や樹脂の切削加工において、溶着とバリを抑制する。

MOLDINO公式サイト

岡崎精工株式会社

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製品名アルミ用シリーズ
製品ポイントDLCコーティングで面を綺麗に仕上げることができるシリーズ。

岡崎精工公式サイト

エフ・ピー・ツール株式会社

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製品名超硬DLCリーマ Aシリーズ
製品ポイントアルミ合金・銅加工用のリーマ。耐摩耗性と耐溶着性に優れたDLCコーティング(水素フリー)により、構成刃先を抑制し、高い面粗度を実現。求心性を高めた切れ刃形状によりビビリとムシれを抑制。加工ニーズにあわせた首下長・全長のフレキシブル対応が可能。

エフ・ピー・ツール公式サイト

グーリングジャパン株式会社

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製品名モーターケース加工用ツール
製品ポイントモーターケース加工用の専用ツール。切削送りを速めることができ、チッピングを防止する。

グーリングジャパン公式サイト

株式会社栄工舎

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製品名アルミ用カッターシリーズ
製品ポイント水素フリーDLCコーティングを採用したアルミ用カッター。Tスロットカッター、アリ溝カッター、面取りカッターをラインナップ。

栄工舎:公式サイト

エムーゲ・フランケン株式会社

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製品名Alu-Cut
製品ポイントアルミ合金向け高能率加工用エンドミル。工具母材と斬新な切刃設計構想、高い研磨技術によるこれまで不可能とされてきたレベルの切りくず排出量を達成。アルミ合金および非鉄合金に対して、スムース・コーティングにより耐溶着性と耐摩耗性を高次元で両立。

エムーゲ・フランケン公式サイト

テグテックジャパン株式会社

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製品名MAXIRUSH
製品ポイント簡単迅速なヘッド交換によりセットアップタイムを削減し、生産性を向上させた超硬ヘッド交換式エンドミル。加工のスピードアップ、高寿命化を実現。

テグテックジャパン:公式サイト

BIG DAISHOWA株式会社

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製品名スピードフィニッシャー
製品ポイント超高速加工で仕上げ面を大幅に向上させるツール。刃先の高さを1μm以内にスピーディに調整可能。ボディを薄型にすることにより剛性を高め、振動やタワミを抑制。 小型マシニングセンタでの使用も可能。

BIG DAISHOWA公式サイト

掲載させていただいた切削工具メーカーの皆様

今回、JIMTOF2022の会場でアルミ加工用の切削工具を1つ選んでいただき、取材でお聞きした内容とカタログ(一部WEBサイトや展示会上のPOP)を参考にポイントを記載しております。

会場で取材・撮影の許可をいただいておりますが、掲載不可能な内容があったり、内容に間違いがありましたらお問い合わせまでご連絡ください。

編集長コメント

取材時にお話をお聞きすると、実際にEV・半導体の需要でアルミ加工用の切削工具の引き合いは増えているようです。
今後の成長が期待できる切削工具のカテゴリです。

各社の訴求ポイントは高能率加工、安定的な加工、バリの抑制、高い面粗度、高い切りくず排出性、長寿命(耐溶着性・耐摩耗性含む)、調整のしやすさと様々です。

同時に公開した「JIMTOF2022で聞いた切削工具メーカーの一押し新製品」の各社一押しの新製品と比べて、用途やターゲットワークに特化して差別化した工具を選ばれた会社がたくさんいます。

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